Aurex SC-M15
本日の買い物は、Aurex(東芝)製ステレオパワーアンプ、SC-M15です。中古品で価格は7,980円でした。仕様の詳細などはこちらでご確認いただけます。
パワーアンプといってもかなり小型の筐体で有り、幅は257mmと、通常のオーディオ標準サイズ(幅430mm前後)の約6割しかなく、最近DENONやONKYOなどが多く作っている小型システムコンポに近いサイズです。
しかもその幅も本体側面の放熱フィンがかなりの割合を占めているということで、筐体内部にはトロイダルトランスと大型電解コンデンサ(10,000μF)が2本入っているほかは僅かな回路が押し込まれているだけという、至ってシンプルな構成となっています。
使ってみて何よりも驚いたのが、電源投入を示すランプの類が全くないということです。スピーカースイッチをONにすると、そのスイッチの上にあるランプが光るため電源が入っていることは判るのですが、スピーカーA/BをどちらもOFFにしてヘッドフォン出力だけで運用した場合には、視覚的に動いているか否かを判別できないのです。
なお、ヘッドフォン出力端子が用意されているのですが、そのヘッドフォンの音量を調整するような機構はなく、このヘッドフォン端子の活用に仕方もよくわかりません。ヘッドフォン用パワーアンプというのもなかなか斬新なアイディアといえるのかもしれませんが。
とりあえず動作確認を兼ねて最低限の環境で鳴らしてみたのですが、予想以上にしっかりと作られているという印象です。ヴォーカルや金管楽器の質感など、ちょっと感心するような要素も垣間見られました。
時間がとれるようになったら、SANSUI SP-100iに繋いでKENWOOD L-01Aとの比較試聴でもしてみようと思います。
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