KENWOOD RD-VH7PC
先日の買い物ですが、KENWOOD製USB接続対応CDレシーバ、RD-VH7PCです。ジャンク扱いですが特に動作に問題はなく、価格は3,150円でした。
レシーバとして使うというより、PCと組み合わせてデスクトップオーディオとして使おうと思い買ってきました。音源を内蔵していないDELL PowerEdge SC430をPCとして使っていますので、これでマルチメディア用途にも使えるようになりますからね。
PowerEdge SC430には現在E-MU 0202 USBを音源として使っているのですが、いくらローエンドとはいえクリエイター用のオーディオインターフェースを使うのは少々場違いかと思っていましたが、この程度の製品であれば用途とのバランスが良いのではないかと思うわけです。もっとも、スピーカーにはYAMAHA NS-10M辺りを使おうと思っているので、その意味では全く以てPC向けではないかも知れませんけど。
買ってきてすぐに軽く試聴してみたのですが、内蔵のヘッドフォン端子はかなりのローブーストでした。RD-VH7PCはこの類の製品としては珍しく2系統の録音出力を持っていますので、ここからemi2|6に入力して同じヘッドフォン(ATH-AD10)で試聴したところ、このほうが大幅にフラットに近いバランスになりましたので。
個人的に注目していたUSBオーディオインターフェースとしての性能は、残念ながらそれほどでもないようです。同じ条件でGINA24と比較してみましたが、レンジも狭く音が全体的にこもりがちという印象です。SoundBlaster Live!辺りと比較してどうかというレベルではないでしょうか。同じCreative製品でも、E-MU 0202 USBには及ばないような印象を受けます。
有志の作成したフリーウェアもいくつかあるので、遊べるハードウェアですよね。
まあ、どうせ音が出ていれば良いという環境で使うので、その意味ではお手頃な製品だとは思いますけど。