オンキョーがソーテックを吸収合併

 もともとオンキヨーの傘下で再建を目指していたソーテックですが、結局はオンキョーが完全に吸収することになったようです。

 オンキョーはオーディオ全盛期にはどちらかというと地味な存在でしたが、PCの爆発的な普及と共にオーディオが衰退する中、割合早くからPCオーディオに参入したことで独自の地位を築いてきました。

#ISAバス用のWAVIO SE-70/SE-50などがありましたね。

 ただ、ブランドイメージのためかPCオーディオではあまりにもオンキョーに対する評価が過剰とも言えるほどなのは少々気になります。特にオーディオから入ったユーザーの中には、サウンドカードと言えばCreativeとオンキョー以外に知らないので、高音質=オンキョーだと信じている人も少なからずいるほどです。

 現在のPCIスロット用上位製品であるSE-200PCIは以前オーディオシステムと接続して試聴していますが、あくまで2万円以下クラスの、ハイクラスサウンドカードとして良くできているという程度の音質で、ピュアオーディオとしての質を問えるレベルと言えるかどうかは少々疑問でした。少なくともemi2|6には完敗でしたからね。

 今後オンキョーの生産力をソーテックのPCに活かしつつ、オンキョーの企画する高音質PCにソーテックのノウハウを取り入れるなどの相乗効果を期待しているとのことです。どちらも得意分野は高品質というよりは値段の割にまずまずという製品作りですから、意外と相性は良いかもという気はします。

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このページは、JIVEが2008年3月19日 23:35に書いたブログ記事です。

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