ナビスコ杯決勝と日本シリーズ第1戦

 今日はどうも熱が出ているらしく、体が思うように動かないのでのんびりとTVでスポーツ観戦。本当はやるべき作業はあるんですけどね。

 まず昼間はサッカー、Jリーグ ナビスコカップ決勝 清水エスパルス-大分トリニータ戦でした。中盤を支配する清水と、堅いDFラインで相手を食い止め、少ない手数で逆襲に転じる大分という試合でしたが、大分の先制点はまさにその形からでした。この場面では割合高い位置でボールを奪い、そのまま右サイドを突破し、ゴール前にクロスを1本。クロスボールは相手のマークを引き連れたウェズレイの上を越え、ファーサイドにいた高松の頭にきれいに合い、ヘディングシュートがGKの手の下を抜けていくゴールとなりました。

 先制点を奪われた清水は前掛かりになって攻撃を仕掛けますが、大分のDFラインは攻撃を跳ね返し続け、ロスタイムに入るあたりでカウンターからウェズレイがだめ押しゴールを決め、結果2-0で大分が初優勝を飾りました。

 この試合はとにかく大分の執念が勝ったという印象です。スキルが突出した選手はせいぜいウェズレイ程度でしょうが、とにかくマークを離さない、クリアは明確にサイドラインを割るようになど、単純な決め事を徹底した印象があります。スペクタクルサッカーとはほど遠い内容であったのは事実ですが、それでも大分の選手達の気迫が伝わってくる好ゲームだったと思います。

 夜はプロ野球日本シリーズ 西武-巨人でしたが、今日は素晴らしい投手戦でした。特に西武涌井は8回投げて被安打僅かに1。その被安打もライト前に詰まった当たりが飛んだもので、俊足の外野手であれば浅いライトフライで終わっていたであろう打球でした。対する巨人上原も素晴らしい内容で7回を被安打5。ただ、うち2本がソロホームランであったことが敗戦に繋がりました。

 両チームの顔ぶれからして派手な打撃戦も考えられる組み合わせでしたが、今日は両チーム共に投手が踏ん張り、引き締まった好ゲームを見せてくれました。どちらを応援するというわけではありませんが、引き締まった試合は見ていても楽しいものです。

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このページは、JIVEが2008年11月 1日 22:08に書いたブログ記事です。

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