12球団一の投手陣
プロ野球開幕直前の戦力予想で、千葉ロッテについてこう書いていたメディアが結構多かったと思いますが、現在6試合を消化した時点での成績を見てみましょう。
・順位:パ・リーグ6位(2勝4敗0分)
・得点:34(パ・リーグ4位)
・失点:42(パ・リーグ6位)
・チーム打率:.315(セ・パ両リーグ通算1位)
・チーム防御率:7.41(セ・パ両リーグ通算1位)
確かに12球団一ですね。防御率の高さがですが...。
ここまでの6試合、先発投手の及第点の目安として6イニング以上3失点以内というラインを設定してみると、7回途中2失点で負け投手となった高卒2年目の唐川だけが達成していて、その他の投手は見るも無惨な結果です。中継ぎ・抑えに関しては未だに小宮山・高木の40歳台コンビが一軍のブルペンに定着している辺りで、いかに若い投手が育っていないのかは一目瞭然ですね。
一方、打線の方はチーム打率の高さの通り、安打は良く出ています。ただ、その割に得点は低いということで、攻撃の効率の悪さも目立っています。まあ、奇襲以外に策がないバレンタイン野球では仕方ないのですが。
先発投手は、怪我で出遅れた成瀬、WBC帰りの渡辺俊が合流すればいくらかは違うのかもしれませんが、ローテーションの頭3人(清水・小林・小野)は年齢から見てもこれからは力が落ちていく一方でしょうし、フロントが久保を無理矢理放出してしまったことでコマ不足がより深刻になってしまいました。
実はとあるファンサイトで、2009年シーズンの順位予想の投票を受け付けていましたので、私は5位に投票しています。現実を見れば良くてもぎりぎり3位、順当に行けばむしろ最下位だと思っているのですが、若干の希望的観測を含めて5位としたわけです。結果がわかる半年後が楽しみなようなそうでないような...。
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