KENWOOD L-01A
オーディオインターフェース等の試聴に使っているシステムのアンプとして元々使っていた製品ですが、元々さほど状態の良い個体ではなく、辛うじて使えているというレベルのものでした。一部入力端子の接触不良がひどく、またPHONOに関してはMM/MC共に不調という有様でしたので、プリアンプのONKYO P-308と組み合わせて、実質的にパワーアンプとして使っていたのです。
そこで先日新たに同型機をもう一台入手しました。オークションで落札した品で、価格は13,000円でした。
外観はそれほど美品というわけではないのですが、前オーナーの方が3年ほど前にメーカーでメンテナンスを受けているという個体であるため、コンディションはこれまで使っていたものとは比べものにならないほど良好で、PHONOもきちんと動作しますし、スイッチやボリューム等の不具合も全くありません。
機能面ではなく、音質でも明確な差があることも判りました。これまで使っていた個体では当初の印象でも書いた通り、緻密さや透明度という点で、SANSUI AU-α707DR比で明らかに劣っていました。ところが今回の個体では勝るとは行かないまでも大きく劣るというほどではありません。音場もベールが取れたようにクリアになり、これまでそれほど気にならなかった部分のアラがくっきりと判ってしまうという、少々困った事態に陥ったほどです。
気をつけて使ってやれば当分は使えそうなコンディションで、この程度の価格で入手できたのは幸運でした。既存の方の個体もきちんと金をかけて整備してやるべきか、少々悩むところです。
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しかも、13000円とは。