アナログ出力にこだわったX-Fiサウンドカード

 Auzentechから発売されるAuzen X-Fi Bravura 7.1というサウンドカードがなかなか面白そうです。取りあえず記事や写真はこちらでご覧下さい。

 アナログ出力の音質を重視しているのにOPAMPがJRCの5532DDという微妙な製品だったりするのはご愛敬ですが、差替は可能ということなので後でNE5532P辺りを使って様子を見るか、もう少し高級な製品を使ってやると面白いでしょう。

 出力段のカップリングコンデンサはニチコンのMUSE ESを採用とのことで、サウンドカードレベルでは十分すぎるクオリティの部品ですね。もっとも、あれほど大きいカップリングコンデンサが必要なのかという疑問は残るのですが...。

 DAC等の型番は不明なのでそれ以上は評価しようがないのですが、最大の注目点はDSPがCreativeのX-Fiであるということです。以前から私は「CreativeのDSPが生成する波形自体が既に間違っているのでは」などと暴言を吐いているわけですが、もしこの製品の音質が優れたものであればこの仮説を覆すことが出来ますからね。

 PCI Express x1向けという点も手頃ですし、価格もサウンドカード的な範疇に収まっていて是非試してみたいところなのですが、なにぶん貧しい年末を強いられている身としては、暫く手を出せそうにないですね...。

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このページは、JIVEが2009年12月16日 22:26に書いたブログ記事です。

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