Live in Manila / JOURNEY

 ウォルマート限定で販売されているジャーニーのマニラ公演DVDが、某大手ソフト販売店に入荷していたので買ってみました。値段も2,300円少々と、普通の洋楽CD相当でしたし。

 新ヴォーカリストのアーネル・ピネダにとっては凱旋公演となるわけですが、映像を見てまず驚いたのが、客席から光るカメラのフラッシュの多さです。日本なら手荷物チェックで引っかかると思うのですが、最前列の客に至るまで平気でデジタルカメラや、ひどい場合だとビデオカメラまで回しています。海賊版が後から出てきそうですが、日本で2枚組の正規版DVDを約2,300円で買えるようでは、海賊版を作っても儲けが薄いのかもしれません。

 それはともかく、演奏に関しては紛れもなくジャーニーの音そのものです。アルバム「REVELATION」では私の好みからやや外れていた、アーネル・ピネダの歌もだいぶ馴染んできているように思います。先代ヴォーカリストのスティーヴ・オウジェリーと比べると繊細さでは劣るものの、声量は圧倒的に上回っていて、とにかく説得力を感じます。

 ウォルマート限定盤の「REVELATION」にはアーネル・ピネダ加入直後のライブDVDが添付されていたのですが、そのときと比べると歌も格段に上手くなっているようです。ジャーニーのライブ活動の中で着実に力を付けてきているということでしょう。

 今日現在で私が知っている限りでは、取り扱いがある大手販売店はタワーレコードだけなのですが、手に入るようであれば必聴の一枚です。ただ、残念なのはオーディオ的なクオリティの悪さとDVDそのものの品質です。私のPCでWinDVD 9を使う限りでは、内容を読み取れません。PowerDVDでは読めますし、HDDに落としてからフォルダモードで再生すればWinDVDでも再生出来ますので、決して物理的な問題ではないのでしょう。リージョンフリーディスクとしての制作方法が間違っているように思えます。

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このページは、JIVEが2009年12月15日 21:22に書いたブログ記事です。

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