音楽の最近のブログ記事

 シカゴのデビューから10年間で発表されたスタジオ・アルバム10作品を1つにまとめたボックスCDが発売されました。日本やアメリカではなく、EUのライノ・レコードからの発売となります。収録内容は以下の通り。

・Chicago Transit Authority (1969年、デビュー作)
・Chicago (1970年、2作目)
・Chicago III (1971年、3作目)
・Chicago V (1972年、5作目)
・Chicago VI (1973年、6作目)
・Chicago VII (1974年、7作目)
・Chicago VIII (1975年、8作目)
・Chicago X (1976年、10作目)
・Chicago XI (1977年、11作目)
・Hot Streets (1978年、12作目)

4作目の「Chicago at Carnegie Hall」はライブ盤、9作目の「Chicago IX:Chicago's Greatest Hits」はベスト盤であるため、ここには含まれません。

 いずれも中身は2002年にライノ・レコードによりリマスター&ボーナス・トラック追加で発売されたものと同じとなっています。一応ジャケットも簡素ではありますが。オリジナルのデザインを模した紙ジャケットとなっていて、日本盤の紙ジャケットには到底及ばないものの、悪くはない出来です。

 それでいながら、私が購入したタワーレコードのオンライン価格で2,661円(送料込み)なのですから、熱心なファンでなくても何曲か聴いてみたいという程度の動機で買えるお手軽さです。極めて満足感の高い品といえるでしょう。

 体調は優れませんが、何とか行ってきました。まずは今回のセットリストから。

1.Ballet For A Girl In Buchannon
2.Does Anybody Really Know What Time It Is?
3.Dialogue Part I & II
4.Old Days
5.Alive Again
6.Call On Me
7.IF You Leave Me Now
8.I've Been Searchin' So Long
9.Mongonucleosis
10.Hard Habit To Break
11.You're The Inspiration
12.Beginnings
13.I'm A Man
14.Street Player
15.Just You 'n' Me
16.Saturday In The Park
17.Hard To Say I'm Sorry ~ Get Away ~ Feelin' Stronger Everyday
-encore-
18.Free
19.25 Or 6 To 4

 今回の目玉は黒歴史扱いされていたアルバム「Chicago 13」からの「Street Player」でしょう。12インチ盤をベースにしたようなアレンジでしたが、この曲の時にはジェイソン・シェフが力を出し切るかのようなハイトーン・ヴォーカルを披露してくれました。

 ただ、選曲が全てアルバム「Chicago 17」までの曲というのが少々不満です。色々な事情で難しい部分はあるのでしょうが、何とかなる曲も少なからずあるはずですから。

 なお、個人的には風邪の方は何とかなる範囲だったのですが、膝の方が限界に来ていました。今もかなり痛みが残っています...。

 以前取り上げて買うかどうか悩んでいた品ですが、買い逃したら後悔しそうな気もしたので買ってきました。シングル(7" 45rpm EP)7枚セットで10,000円です。

 正直言えばキャラクターソングはあっても聴かないような気もしたので、非常に割高な買い物なのです。ただ、どの曲もCDで持っているわけではありませんので、少し高いCDを買ったと思って割り切りました。

 早速「Don't Say "Lazy"」をいつも通りのシステムでWAV形式にして取り込んでみました。思った以上に音質面ではきちんと仕上げられていますね。90年代以降、たまにJ-POPのシングル(サザンオールスターズやスピッツなど)が発売されたものは買っていたのですが、CDと比べて明らかに音質で劣るものが多く、買う意味が感じられない代物ばかりだったのですが、少なくともこの曲に関してはCDと同等のマスタリング音質は確保されているように思います。むしろ、KP-9010の最内周再生時の若干も歪みの方が気になるくらいです。そのうちGT-2000で取り込み直したいところです。

 もう1曲「Cagayake! Girls」も取り込んでみたのですが、こちらは元の音質が良くないのでしょうか。CDも直接聞いたことが無いので何ともいえないのですが、確かあまり良くなかったのではないかと思いますので、まあこの程度かなという程度にまとまっています。

 キャラクターソングの方はそもそも素材がカラービニルですし、音質を語っても仕方ないような気もしますが、シングル曲のレコードは思った以上にまともなクオリティでした。このセットを何人がきちんと再生する目的で買うのかは判りませんが、制作側がきちんとしたレコードを仕上げてきただけでも十分に評価できるのではないかと思います。

 今日は中野サンプラザで開催された「VOICE OF AOR」を観に行ってきました。

 その前に秋葉原によって少し買い物をした後、今日から提供開始の吉野家の鰻丼を食べて駅に向かおうとしたのですが、そこでフジテレビの取材に捕まり、危うくインタビューされそうになったのですが、中野に向かう時間だったので丁重にお断りを。恐らく明日辺りすき家(明日から提供開始)と吉野屋の鰻丼対決の話題を取り上げるのでしょう。

#時間的にあまり仕事関連の客に見られたくないという理由が大きいのですが。

 それはともかく、このVOICE OF AORはビル・チャンプリン(元シカゴ)、ボビー・キンボール(元TOTO)、ファーギー・フレデリクセン(元TOTO)、スティーヴ・オウジェリー(元ジャーニー)が一堂に会して、彼らが在籍していた時代の各バンドのヒット曲を中心に演奏するというものです。このメンバーなのは日本公演だけで、次の開催地からはスティーヴ・オウジェリーが他と交代するそうで、かなり貴重なステージとなります。

 とりあえず本日のセットリストを。

01 Carmen
02 Angel Don't Cry
03 Endless
04 Isolation
05 You're Not Alone
06 Look Away
07 After The Love Is Gone
08 Hard Habit To Break
09 Separate Ways
10 Don't Stop Believin'
11 Faithfully
12 Anyway You Want It
13 Girl Goodbye
14 Africa
15 I'll Be Over You
16 Rosanna

Encore
17 Child's Anthem
18 A Million Miles Away
19 I'll Supply The Love
20 Hold The Line

 今日は残念ながらスティーヴ・オウジェリーのコンディションが良くなかったですね。特に「Separate Ways」では声が殆ど出ていませんでした。逆にファーギー・フレデリクセンは全てアルバム「Isolation」(1984年)からの選曲で、25年以上前に歌っていた曲ばかりですが、最初の「Carmen」をオリジナルキーで歌いきるという意地を見せてくれて、声質・声量共にまだまだ衰えていないところを見せてくれました。

 全体的に見れば80年代の洋楽好きには文句なしに楽しめるステージだったと思うのですが、客入りは極めて厳しい結果で、中野サンプラザの1階席を何とか半分強埋めたというところでした。明後日に渋谷で最終日を迎えるこの公演ですが、そこでもう少し客が集まってくれないと、次にこのような企画があっても日本での開催が難しくなるのではという危機感を抱かされる結果でした。

 例の如くオンライン販売のみですが、シカゴのロバート・ラムの楽曲を、ジョン・ヴァン・エプスがド派手にリミックスを施したというアルバムが発表されました。

 CDは日本時間5月16日頃から発売されていましたが、LP版も制作中という情報が流れていたため、私はそれを待っていたのですが、6月1日に販売開始となったので早速オーダー。昨日到着しました。

 このLPは少量の限定生産と告知されていて、高音質盤という扱いとなる180gディスクなのですが、現地価格は$19.98。日本までの送料を含めると$28.96となります。最近また円高が加速してきていますので、日本円での決済額は2,314円となり、180gの重量盤としてはかなりのお買い得価格です。

 CDの同作品と比べると、収録曲が一曲削られているのが少々残念ですが、その1曲は以前CDで購入したロバート・ラムのソロアルバム「living proof」にボーナストラックとして収録されているものですので、とりあえず手元にあるので気にしないことにします。

 楽曲名だけであればよく知られたものばかりが並んでいますが、かなり大胆なアレンジで一聴しただけでは原曲が判らないのではないかと思うようなものも少なくはありません。ただ、ジョン・ヴァン・エプスのリミックスは独特の空気感が感じられ、なかなか面白い仕上がりです。

 この時代に敢えて重量盤をプレスしてLPを発売するだけのことはあり、音質もいつものシカゴの作品より気を遣っているのではないかと思えるほどです。音質の方にも十分満足できました。

 ただ、例によってアメリカ向けのオンライン販売以外の入手法がなく、クレジットカードを持っていない人や英語サイトでの注文が出来ない人は入手困難なのが残念です。

このアーカイブについて

このページには、過去に書かれたブログ記事のうち音楽カテゴリに属しているものが含まれています。

前のカテゴリは雑記・雑談です。

次のカテゴリは買い物です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

Powered by Movable Type 4.27-ja