ACARD AEC-6280
これも先日の秋葉原散策での買い物です。ACARD製PCIスロット用UltraATA/133ホストアダプタ、AEC-6280です。新品で、価格は200円でした。
いうまでもなく、I-O DATA UIDE-133やUIDE-133/98シリーズのオリジナル製品です。持っておけば何か役に立つかもしれないという程度の理由で買ってきました。
かなり後期のロットだったようで、箱の写真がAEC-6280/AEC-6880ではなく、AEC-6897のものになっていて、一瞬買うボードを間違えたかと思ってしまいました。箱の側面に中身の形式を示す枠があり、そこでAEC-6280であることは確認出来ましたが。
一時期はACARD製のIDE・SCSIホストアダプタは、OEM供給品も含めればAT互換機用のパーツショップでかなり見かけたのですが、最近ではほとんど姿を消してしまいました。PC-9821ユーザーにとっても、ACARD製チップより大熊猫さんの対応BIOSが用意されているSilicon Image製チップの方が有り難い存在になってしまったわけですが...。
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少々手直しする事でUIDE-133っぽいAEC-6280のBIOSとして使える事が
某所の過去ログ情報から調べられるのはご存知だろうと思います。 問題はそのROMイメージをEEPROMへ書き込むFlashツールをどうするか
という点に尽きます。UIDE-133同梱のAECFlashへパッチを当てるのが
規定路線らしいのですが、具体的にどこをどうするのかという情報は
出てないようです。UIDE66のROMを剥がして張り替えるのも困難です。 そこで、ま○も氏のEXIDEMGAに同梱のFLMGA64.EXEに着目しました。
Flashする手立ての無いカードでもベンダ/デバイスさえ合わせれば
任意のFlashツール代用として使えるので便利です。millenniumは
102B/0519で認識してますから、その箇所をサーチして1191/0009に
書き換えれば、AEC-6280を認識して書き込めるツールに化けます。 SiI680も大熊猫氏のBIOSで使ってますが、AEC-6280もUIDE66を使う
よりはマシらしいので、UIDE66を外してAEC-6280改に換えています。
UIDE-66については32GBで頭打ちというのが致命的でしたからね。かつてはPC-9821Xt13/16で動いてくれる貴重なストレージ系カードとして存在意義はあったのですが…。
今となっては、イレギュラーな手段に頼らず大熊猫さんのBIOSでSiliconImageチップのボードを使うのがもっとも無難な手段でしょうね。UIDE-66もUIDE-133/98も、オリジナルBIOSをきちんと用意してくれたI-O DATAに敬意を表して、提供されたものをそのまま使うのが本道だと思いますので。