ピュアオーディオのLAN対応化
最近、CDプレイヤーにUSBでUSBメモリやポータブルオーディオを接続できる製品が増えてきましたが、今年の新製品の傾向は、ネットワーク接続専用のオーディオ機器となっているようです。既にLINNなど海外メーカーでこの類の製品を出している会社はありましたが、今年は国内ブランドからも発表されるようになりました。
まずはマランツのNA7004。紹介記事はこちらです。この類の製品として10万円を切ったのは初めてではないでしょうか。もっとも、型番から考えてそれほど高品位の製品とも思えませんが...。一応USBでPCと接続してUSB DACとして使うことも可能なようです。この価格ですから、少なくとも音質でCard Deluxeを越えてくれなければ意味がないような気もしますけどね。
次にヤマハのNP-S2000。記事はこちらです。
こちらは多様な接続方法が特徴のNA7004とは異なり、純粋にネットワーク経由でファイルを読み出すだけの製品です。20万円前後の製品で展開されるS2000シリーズの製品となっていますので、こちらの方が純粋なオーディオ機器に近い構成かも知れません。
いずれにしても、オーディオショップに試聴用としてPCを置かなければいけない時代がやってきつつあるというのも、何か感慨深いです。
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