ピュアオーディオのLAN対応化

 最近、CDプレイヤーにUSBでUSBメモリやポータブルオーディオを接続できる製品が増えてきましたが、今年の新製品の傾向は、ネットワーク接続専用のオーディオ機器となっているようです。既にLINNなど海外メーカーでこの類の製品を出している会社はありましたが、今年は国内ブランドからも発表されるようになりました。

 まずはマランツのNA7004。紹介記事はこちらです。この類の製品として10万円を切ったのは初めてではないでしょうか。もっとも、型番から考えてそれほど高品位の製品とも思えませんが...。一応USBでPCと接続してUSB DACとして使うことも可能なようです。この価格ですから、少なくとも音質でCard Deluxeを越えてくれなければ意味がないような気もしますけどね。

 次にヤマハのNP-S2000。記事はこちらです。

 こちらは多様な接続方法が特徴のNA7004とは異なり、純粋にネットワーク経由でファイルを読み出すだけの製品です。20万円前後の製品で展開されるS2000シリーズの製品となっていますので、こちらの方が純粋なオーディオ機器に近い構成かも知れません。

 いずれにしても、オーディオショップに試聴用としてPCを置かなければいけない時代がやってきつつあるというのも、何か感慨深いです。

トラックバック(0)

このブログ記事を参照しているブログ一覧: ピュアオーディオのLAN対応化

このブログ記事に対するトラックバックURL: http://jivesnet.homeip.net/mt/mt-tb.cgi/3857

コメントする

このブログ記事について

このページは、JIVEが2010年9月 9日 23:51に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「SONY BD-RE DL 3BNE2VBSJ2」です。

次のブログ記事は「堀幸一内野手に戦力外通告」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

最近のコメント

Powered by Movable Type 4.27-ja