堀幸一内野手に戦力外通告

 千葉ロッテという球団は、フロントについては三流以下と常々言っていましたが、さすがにあきれ果てます。

23年間ロッテ一筋 堀に戦力外通告...本人は現役続行希望 (スポニチ Sponichi Annex)

 確かに、走塁や守備に関しては最早衰えは隠せませんでしたが、昨日現在で2軍では119打数40安打の.336と非常に安定した成績を残しており、打撃に関しては一軍ベンチに座っているだけの置物(特にT外野手)よりはまだまだ優れた実力を持っていながら、今シーズンは遂に一度も1軍に昇格することなく戦力外通告となってしまいました。

 戦力としての見方ではなく、単に1軍監督の西村が彼を個人的に嫌っているためにチャンスを与えなかっただけという可能性も指摘されており、ロッテオリオンズ時代からの唯一の生え抜き選手に対する処遇とは思えないものがあります。ある意味似たようなタイプである、阪神からトライアウトを経て入団した今岡内野手には早々に来季契約を示唆している辺り、個人的感情によるものという見方の裏付けとも考えられますし。かつて現楽天の小坂内野手についても、「西岡という代わりが出来たからもう要らない」という理由で冷たく放り出したこともありましたし、選手はしょせん使い捨ての駒というフロントの態度が露骨すぎます。

 現在チームは何とかAクラスに踏みとどまれるか否かという瀬戸際で戦っていますが、このような処遇を見て果たしてモチベーションを保てるのでしょうかね。監督に気に入られていなければ、どんな成績であっても簡単に首が飛ぶ、逆にお気に入りであれば惨憺たる成績でも1軍の座は保証されるということを、今シーズンの間にはっきりと示してしまったわけですから...。

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このページは、JIVEが2010年9月11日 22:00に書いたブログ記事です。

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