Steinberg ST24/96

 昨日の買い物です。Steinbergから発売されていたPCIスロット用オーディオカード、ST24/96を入手してきました。未チェック品で、価格は5,250円です。

 この製品は現在YAMAHA傘下となっているSteinbergから発売されていますが、製造しているのは独RMEで、ハードウェアもDIGI96/8 PSTと同一です。Steinbergのドライバー更新は既に終了していますが、RMEのDIGIシリーズ用ドライバーがそのまま適用可能ですからね。

 さて、未チェック品ですがまず動くだろうと思って買ってきたものの、どうやらアナログ出力1(ステレオ再生時L ch)が故障しているようで、左側に当たる音が全く出力されません。アナログ出力2側も含めてコネクターの状態はあまりよくないので、物理的な接触不良かもしれませんが...。

 PCから外す前に右側の音だけを少し聞いていたのですが、傾向はCard Deluxeと案外似ているかもしれません。もちろんステレオ再生が必要となる部分については一切コメントできませんが、二次元的な傾向では、ST24/96の方がより硬質な感じはしたものの、そう大きくは離れていない感じがしました。既に製造中止となっている製品ですが、音質だけで判断すればコストパフォーマンスは良好といえるでしょう。

 ただ、この製品のWindowsドライバーはMMEに対応しておらず、リスニング専用であってもASIOドライバーを使うしかないのです。つまり対応アプリケーションでなければ出力できないわけです。その辺りはMMEに対応し、その気になれば何とかゲームにも使えるCard Deluxeのような手軽さはありません。

 音楽再生用と割り切って使うには良い製品なのですが、ユーザーや使用環境をかなり選ぶ製品といえるでしょうね。

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このページは、JIVEが2011年1月23日 20:15に書いたブログ記事です。

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