maxell vraison HP-U48.OH-BK

 本日の買い物は、日立マクセル製サウンドアダプター付きヘッドフォン、HP-U48.OH-BKです。新品処分品で、価格は1,280円でした。

 この製品は、ごく普通の密閉型ヘッドフォンなのですが、USB接続のサウンドアダプタが付属していて、このアダプタを利用することでイコライザーやサラウンド効果、ビット補間、高域補正などを行うことが出来るのが特徴となっています。

 私も調べてみて初めて知ったのですが、この製品はシリーズのフラッグシップモデルで、発売当初は3万円程度だったそうです。

 とりあえず今もこの製品で音楽を鳴らしながら文章を書いているのですが、特徴であるはずのサウンドアダプターよりもemi a6|2mのヘッドフォン出力からの方が音質は良好です。個人的にはちょっとドンシャリで大げさに感じるのですが、それでも1万円台前半までの密閉型ヘッドフォンと比較すればそう悪くはないバランスです。少なくとも以前使っていたATH-A5Xよりは質の高い音を出しているのではないでしょうか。

 もっとも、サウンドアダプターに用がないとなってしまうと、この製品は単なる割高な3万円の密閉型ヘッドフォンとなってしまうわけで、その辺りが何とも中途半端な印象を受けてしまう原因でしょう。

 なお、24bit補間や高域補正などはむしろ子供だまし的な機能であり、個人的には全く感心しませんでした。ソフトウェアのfoobar2000辺りで補間してやればなかなか自然にまとまるのですが、このアダプターを使ってしまうと補間などという生やさしいレベルではなく、全く別の音になってしまいますので。

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このページは、JIVEが2011年3月 2日 23:31に書いたブログ記事です。

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