CRESYN C240E

 数年ぶりにインナーイヤー型のヘッドフォンを買いました。韓国CRESYN製C240Eという機種で、価格は480円(新品)でした。

 普通ならこの程度の金額で買えるような製品は語るほどのものでないことが多いのですが、何気なく試聴してみたところ驚くほどまともな音が出てきたので、つい買ってしまったという感じです。メーカー公式サイトは韓国国内向けのものしかありませんが、一応こちらです。

 私はカナル型のインナーイヤーフォンは嫌いなので、昔ながらのインナーイヤーフォンを使い続けているわけで、最近では主にaudio-technica ATH-CM7を使っています。後継のATH-CM700が期待はずれだったため、有償修理に出してまで使い続けているほどです。

 実はCRESYNはその前に使っていたATH-CM5のOEM元らしく、製品一覧の中にはC470Eという酷似したモデルが掲載されています。実際にATH-CM5には「MADE IN KOREA」と明記されていますからね。

 もちろん細かいことを言えばATH-CM7には及びませんが、これだけを聴いていれば十分幸せというレベルの音質です。ATH-CM5と比較すると微細な表現では劣るものの、全体のバランスは良いように思えます。

 出力音圧が98dB/mWとインナーイヤーフォンとしては低めですから、アンプが弱い機器で使おうとするとアンプの能力不足で十分な音質とならない可能性はありますが、私が試聴に使ったSONY NW-A829程度の力があれば十分でしょう。

 現在emagic a6|2mのヘッドフォン出力でCardDeluxeからの出力を鳴らしているところですが、レンジの狭さやクリアさの不足はやや気になるものの、480円と言われてもなかなか信じられない程度の音質は確保できています。もっとも、米国Amazonで調べたところ$10程度の値段が付いていますので、実際にはもう少し高いのかもしれませんけどね。

 個人的には以前大ヒットしたゼンハイザーのMX500系よりはずっと気に入りました。次に見つけたらもう1本買ってくるつもりです。

トラックバック(0)

このブログ記事を参照しているブログ一覧: CRESYN C240E

このブログ記事に対するトラックバックURL: http://jivesnet.homeip.net/mt/mt-tb.cgi/4065

コメントする

このブログ記事について

このページは、JIVEが2011年11月18日 20:00に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「Intel SandyBridge-EとX79 Expressをリリース」です。

次のブログ記事は「SAMSUNG MMCRE64G5MXP-0VB」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

最近のコメント

Powered by Movable Type 4.27-ja