Intel SandyBridge-EとX79 Expressをリリース

 Intelから久々のコンシューマー向けハイエンドプラットフォームが発表されました。先代となるBloomfield+X58 Expressは2008年11月16日の0時に販売解禁となっていて、今回のSandyBridge-E+X79 Expressが2011年11月15日の17時過ぎ解禁ですから、X58プラットフォームはちょうど3年間ハイエンドに君臨し続けたことになります。PC用のハイエンドプラットフォームとしては驚異的な長寿命だったといえるでしょう。ミドルレンジクラスはその間にWolfdale+P45、Lynnfield+P55、SandyBridge+P67/Z68と3世代存在しているわけですからね。

 ただ、今回はCPU側にローエンド(3万円前後)が用意されておらず、約5万円のCore i7 3930Kと約9万円のCore i7 3960X Extreme Edition(しかもCPUクーラー別売)だけでのスタートとなりましたから、X58ほどの出足は期待できないかもしれません。

#同クラスのCPUだけの価格で見れば、Core i7 980(6コア、3.33GHz)とCore i7 3930K
#(6コア、3.2GHz)はどちらも5万円弱と、実は大差は無いのですが。

 私はCore i7 950搭載機を昨年12月からメイン機として使い始めたわけで、まだまだ入れ替えを考える時期ではありませんから当面はこのままでしょう。強いて言えば、CPUを物理6コアのGulftownのどれかには最終的に入れ替えたいと考えてはいますが...。

 いずれにしても、今回のCore i7 3シリーズやX79 Expressは見切り発車的要素が強く、PCI Express 3.0や内蔵SASが無効化されている状態ですから、購入を考えるにしてもそれらが有効化されるステッピング変更が入ってからとなるでしょう。そもそも現状のCore i7 950の速度性能に不満を感じるようになってから考えるべきですが。

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このページは、JIVEが2011年11月15日 20:43に書いたブログ記事です。

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