タイミング最悪
HDDの価格が日を追うごとに上がり続けているこの頃ですが、よりにもよってこのタイミングでメインPCのデータドライブであったWD20EARSが突然死。
中身のデータを無視するのであれば、先日3TBに入れ替えたために浮いていた同型のWD20EARSに差し替えればすむのですが、このHDDには以前録画していたアナログ放送のデータや、レコード音源の加工前・加工後双方のデータなど、消えてしまうとなかなかつらいデータが多いので、何とか復旧を試みているところです。
とはいえ、細かく調べてみるとHDDの先頭領域のセクタが物理的に死んでいる様子で、データ的な復旧を試しても特に得られるものはありません。特にパーティション情報を格納している領域に異常があるという最悪の事態で、このHDDそのものの復旧はあきらめざるを得ないでしょう。
そこで現在試しているのは、完全に容量が同じWD20EARXを調達してきて、ソフト的に故障したWD20EARSの中身を丸ごと移してから論理的な復旧をかけるという手段です。ちなみにWD20EARXの価格は7,470円。以前より2千円以上は高いですね。こんな状況でなければ間違っても買わない金額でしょう。
現在コピーを試みている最中ですが、エラーがあるセクタを強引に読み込もうとしながら進むので、猛烈に時間がかかっています。40分経過してようやく130MBですから。ただ、事前に調べた限りでは先頭領域以外に故障している箇所はなさそうでしたので、ここを何とか超えてくれれば後は常識的な速度で進んでくれるものと思います。
これでダメなら、録画データ以外はほとんどほかの場所からかき集めれば何とかなるはずですので、以前使っていたHDDなども当たってみることになります。2TB分(6割程度使用済み)のデータだと、かき集めるだけで一苦労ですが...。
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ファイルサーバの構築を考えていたのですが、肝心のHDDの価格がこんな状況では。
しばらく、様子を見るしかなさそうです。
バッファローなども、TeraStation向けなどに優先して使い、CFD販売がパーツとして流通させる分を減らすと明言していますし。
2~3ヶ月程度であれば故障が頻発でもしない限り持ちこたえられるでしょうけど、自作市場向けの流通量の回復には1年かかっても不思議ではないかもしれません。
流通量が回復したとしても、もともとHDDは利幅が薄いことから、しばらくは利益確保のための高値が続くという見方もありますから、2TBが5千円などという恵まれた状況は当分戻ってこないのかも知れませんね…。