実は対応しているらしい
HYUNDAI W241DGは、公称スペックでは水平周波数30~81KHzとなっていますので、当然PC-9800シリーズの標準解像度時の24.8KHzには対応していないはずです。そこで31KHz表示に切り替えてRv20を起動してみたのですが、モニタ側が解像度を誤認識してしまい、640x350ピクセルというモードに切り替わってしまうため、下の50ピクセル分が欠けた状態で表示されてしまいます。
そこで念のためと思い24.8KHzで起動し直してみると、なんと一応表示されるのです。
驚いたことに、解像度も640x400ピクセルと正しく認識していました。まさに隠しPC-9800対応モードということでしょうか。
ただ、手放しで褒められるものでもありません。上の画像をよく見ると判るのですが、下の数ピクセル分が欠けてしまっているのです。これは表示位置が下気味になっていることが原因で、モニタ側の調整ではこれ以上位置を変えられなかったのです。ピクセル等倍であれば問題はないのですが、今度は画面中央に小さく表示されるだけで、妙に空しいものがあります。
WUXGA(1920x1200)ですから、アスペクト比はちょうど640x400と全く同じであり、フルスクリーンで快適なDOS環境が実現できるかと思ったのですが、何とも中途半端な結果です
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念のために添付のマニュアルを確認してみたのですが、対応周波数や解像度に640x400 24KHzという記載はありませんでしたので、隠し機能と言うことなのでしょう。正直言えばPC-9800のMS-DOSに関しては、どんな形でも映ればいいとしか思っていませんでしたので、嬉しい誤算でした。
ただ、24インチフルスクリーンでMS-DOSのゲームを動かしたりすると、異様な迫力になりますね…。