PC-PTOSリターンズ
先代のブログの時に、一度PC-PTOSについて少し触れたと思うのですが、その際に修理した(というかSC-9821Aの中身を総移植した)PC-9821As2/U8Pがまた手元にやってきました。まだ保管してあったPC-PTOSキーボード、PC-9801-114がまた役立つとは...。
今度は起動後しばらくしての表示の乱れと、起動後のメニューでファイルオープンエラーが発生してしまうという症状です。表示の乱れについてはおそらく本体側ではなくCRTの異常と予想していましたので、今回はファイルオープンエラーについての検証です。
起動してみると、確かにメニュー表示と前後してファイルオープンエラーが発生してしまいます。画面上では「RESETスイッチを押してください」と表示されますが、ここで紛らわしいのは本体側のリセットボタンではなく、PTOSキーボード上のRESETというキーを押下することでシステムメニューに移行するということです。最初は全く気づきませんでした(苦笑)
ファイル関連メニューやメンテナンスの項目もありましたので、取りあえず出来る操作(ディスク内のファイル再配置など)は一通り実行してみましたが、症状に変化無し。ファイルが破損してしまっているようです。
ここで困ったことに、ソフトの制作元は既に倒産・廃業していて、ソースやマスターデータの入手は既に困難だということなのです。当然私もPC-PTOSの開発環境など見たこともありませんし、今回はお手上げといわざるを得ないようです。
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開発していました。
おそらく、COBOLで開発していたと思います。 ファイルオープンエラーのメッセージが出るのは
ファイルが存在しない、領域のオーバーフロー
ファイルの未クローズがあります。
メッセージコードがわかれば、だいたいの見当はつきます。 多いトラブルは、ISAMファイルです。
異常終了してクローズできてない事が多いです。 ISAMファイルの修復は、ISMMNTのリカバリーを使うと
修復できます。
このデータ自体は結局依頼元の伯父が事業を辞めて必要なくなってしまったのですが、PC自体はまだこちらの手元にありますので、そのうちもう一度状況を調べてみようと思います。