敗者のメンタリティ

 盆休み期間に1日休みを入れて以降、日曜に筑波に行った以外全く休日がなかったにもかかわらず、せっかく時間が空いた今日の午後に招待券があったからという理由だけで千葉マリンスタジアムへ。

 現在リーグ首位をダントツで走っている埼玉西武と、既にムードはBクラス確定という5位千葉ロッテの試合でした。ある程度写真は撮ってきたのですが、試合内容が馬鹿馬鹿しかったので手間を省くために掲載はしません。

 両チームの先発投手は、西武は西口でロッテは久保。どちらも今シーズン不安定な投球内容が目立つという組み合わせです。

 序盤から西武は首位らしからぬミスの多い内容でした。守備では3イニング連続エラーを記録したほか、記録にならないエラーまがいのプレーもありました。しかも西口もさほど良い内容ではなく、いつ失点しても不思議はない投球内容です。

 しかし作戦が存在しないロッテの野球では、そんな内容の相手からでさえ点を取ることが出来ません。得点パターンは誰かがホームランを打つか、ランナーがたまったところでヒットを打つ以外にまず無いのですから、それも至極当然なのですが。

 ロッテ先発の久保は内容的には十分合格点のつく投球だったのですが、何しろ味方が1点も取れないのですから、失点した瞬間に敗戦投手確定です。久保の投球のリズムが悪かったわけでもなく、結局0-2で敗れましたが敗戦の責任は間違いなく攻撃陣にあるというものです。そもそも失点シーンも、元々はレフトを守っていたベニーの緩慢な返球で片岡の単打となるべき打球が二塁打になってしまったことから始まっていますからね。

 長い間野球を見ていて、記録上だけでエラーを4つ記録したチームが無失点で勝ったシーンなど見たことがありませんでした。これは勝ったチームが強いのではなく、負けたチームが相手のミスを全く生かせないほど弱いチームだったということなのでしょう。結局、監督・コーチを始め選手自身も「自分たちは弱いチームだ」という現状を把握しないと何も解決しない気がします。

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このページは、JIVEが2008年9月 3日 23:56に書いたブログ記事です。

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