HP 2133 Mini-Note PC関連記事のまとめ
これまで何度か書いてきた第2回 『HP 2133 Mini-Note PC』モニターコンテスト向けの記事ですが、本日が最終エントリーということで、一応まとめ記事を作っておきます。まずは、過去に掲載した記事のアーカイブへのリンクです。
あまりこのコンテストの趣旨に沿った内容が多くないのですが、これはどちらかというと私の見方はハードウェア側からの興味となり、使いこなしという部分があまり重視されていないことによります。また評価記事ではどちらかといえば批判的な見方を する方ですので、メーカー共催というコンテストの性質には全く合致していなかったと自分でも思います。
それはともかく、丁度この企画が終わる時期になって、HP 2133 Mini-Note PCの後継モデル、HP 2140 Mini-Note PCが日本でも発表されました。ただ、ネットブックとは少々立ち位置が異なる存在であったHP 2133 Mini-Note PCに対して、HP 2140 Mini-Note PCは単なるネットブックとなってしまったことが非常に残念です。特に日本市場では液晶パネルはWSVGA(1,024x576)だけとなってしまい、Microsoftが提唱するULMPCへの対応(これに適合しているとOSが安く提供される)が最優先課題となってしまったことが伺えます。
ネットブックよりもさらに1ランク性能で劣るものの、液晶パネルの解像度とあまり安さを感じさせない仕上がりで独自性を演出することに成功したHP 2133 Mini-Note PCと、少しの性能向上と引き替えに単なる仕上げの良いネットブックとなったHP 2140 Mini-Note PC。個人的に後者にはどうしても魅力を感じないのです。
今後暫くミニノートPCを買う機会はないと思うのですが、次に買う機会があればその製品を選びたくなるような強い魅力を感じる製品が存在していることを期待します。私が今どうしてもミニノートPCを買わなければいけない状況であれば、SONY VAIO type Pを、Sony StyleでカスタマイズしてCPUをAtom Z540にして買うでしょう。ミニノートPCの魅力となる点は、性能を犠牲にしてもその製品を使いたくなるような得難い魅力を持っていること、これに尽きるのではないかと思いますから。
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どうしてもミニノートPCを買わなければいけない状況に私が陥ったとしたら、私も工人舎のSXか、VAIO PをAtom Z540、ストレージをSSDにするように思います。