インナーイヤー型ヘッドフォンの修理

 普通ならインナーイヤー型のヘッドフォンが壊れたら、諦めて買い換えるのではないかと思います。高くても1万円前後、安ければ千円前後で売られている品ですので...。

 しかし、手持ちのaudio-technica ATH-CM7シリーズ(CM7TiとCM7SV)がどちらも故障(CM7Tiが内部断線、CM7SVがユニット脱落)してしまったので、敢えて修理を依頼してみました。後継機種のCM700シリーズの音質にがっかりしたので、買い換えるという選択肢がなかったというのが最大の理由です。

 まだ修理は終わっていないのですが、取りあえず見積が来ました。元々保証期間は満了していますし、破損ですから有償であるのは至極当然なのですが、見積には有償となってしまうことを詫びる文面が添えられていて、逆にこちらが恐縮してしまうほどです。

 それによると両方とも配線の全交換が必要となるため、修理代は4,200円x2となるとのこと。Web上に記載されている修理代金の最低ラインです。それ以外の交換部品代金は請求しないという、実に良心的な回答です。

 オーディオテクニカの修理部門は昔ながらのオーディオメーカーそのものの体質なのか、いつも客側の負担を極力減らすように努力してくれる辺りに、非常に好感が持てます。PC関連のサービスの感覚とはまるで違いますね。

 ちなみに修理期間中は、急遽購入してきたSENNHEISER OMX 90 VC Styleでしのいでいます。これも実売価格が安い割にはなかなかの出来だと思うのですが、トータルバランスではCM7シリーズの方に分があるように思います。

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このページは、JIVEが2009年3月26日 22:50に書いたブログ記事です。

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