予想通りの展開

 結局、招待券は今シーズン日本ハム投手陣で唯一ロッテに負けているスウィーニーが先発の今日に使ってきました。

 確かにスウィーニーからは6点取れたのですが、それでも終盤に投手陣が崩壊して負けるというお決まりのパターンが展開されただけでした。

 もっとも、確かに直接的な敗因は荻野が全く仕事を出来ずに打ち込まれたことと、ランビンのエラーでしたが、その展開への伏線は6回頃から既に見られていました。これまで散々終盤に逆転され続けているにもかかわらず、6回辺りからロッテの攻撃が明らかに淡泊になっていました。毎回同じように負けているのにそれでも油断してしまうというのは、ベンチにも選手にも学習能力が全くないほど頭が悪いということでしょうか。どんな点差であっても決してプレーの質を落とさない日本ハムに勝てるはずもありません。

 そして見ていて逆転されることを確信したのは、8回表に満塁のピンチを作ってからピッチャーを交替したことです。ここで内や上野を使えばあるいはと思っていましたが、出てきたピッチャーが荻野だった時点で最低でも追いつかれることは確信していました。中には荻野を制球力で勝負するタイプの投手だという人もいますが、それは明らかな間違いであり、実際にはストレートの伸びとカーブのキレ重視で、むしろコントロールは荒れるタイプの投手です。制球力がそれほど期待できない以上、満塁で起用してしまえば思い切った投球ができなくなり、どうしても甘いコースのストレートが増えてしまうのです。本来は押し出しでも構わないぐらいの気持ちで変化球主体の組み立てにするべきなのですが、捕手の橋本がそれほど思いきったリードを出来るはずもなく、打たれるべくして打たれてしまいました。

#但し、それでも総合的に見て里崎を使うよりはマシだと思いますけどね。

 バレンタインは「緊迫した展開で持ちこたえられない」などと試合後に語っていますが、持ちこたえていないのは自分の采配であることをいい加減認めたらどうなんでしょうかね。

 これ以上書いても不毛なので、この試合で数少ない見所の写真をアップして終わりにします。

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このページは、JIVEが2009年7月30日 23:51に書いたブログ記事です。

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