Lenovo ThinkPad X100e / Edge 13"

 昨日Lenovoから廉価なThinkPadが2機種発表されました。いずれもAMDプラットフォームを採用している辺りが目新しいところです。

 仕様面では大きな差はなく、大まかにいえば13インチ液晶でデュアルコアCPU(Turion Neo X2またはAthlon Neo X2)搭載なのがEdge 13"、11.6インチ液晶でシングルコアCPU(Athlon Neo)がX100eというところですね。チップセットはいずれもAMD 780Gです。あとは添付バッテリの容量なども違っていますけど。

 「ThinkPad」というブランドに魅力を感じる人であれば「安価なモバイル向けThinkPad」として素直に受け入れるのかもしれませんが、ThinkPadのものづくりを評価していた人がこれを素直に評価するのか気になるところです。

 価格からしても、いわゆるCULVノートの範疇の製品であり、キーボード構造などもこれまでのThinkPadの印象とはかなり異なるものとなっています。

 私個人の感想としては、Edge 13"は自分で安価かつある程度使えるモバイルPCを新たに用意するという条件で考えるなら面白いと思います。ただ、X100eはXシリーズとしては何となく中途半端な感じはしますね。デュアルコアCPUを搭載してしまうと上位のX200をパフォーマンスで上回ってしまうのかもしれませんが、重量はX200よりやや重くバッテリも容量不足で稼働時間が短めと、敢えて最下位というポジションを印象づけるような構成となっているところが引っかかります。

 もっとも、実は気になっているのがIdeaPad S12のIONプラットフォーム版とX100e、X200sでは実質的なパフォーマンスはどのような関係になるのかという点だったり...。

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このページは、JIVEが2010年1月 6日 23:41に書いたブログ記事です。

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