高音質といわれるサウンドカード

 ASUSから高音質を謳うPCI Express 1xスロット用サウンドカード、Xonar Essence STXが発売されました。今までも提灯記事ばかりの雑誌などではASUS Xonarシリーズは「高音質」「高機能」と紹介されていましたが、それがいかにあてにならないか、この記事をお読み下さい。

 確かに雑誌記事などではかつてのSoundBlaster Live!でも平気で高音質などと表現されていたわけで、どんな製品でも良いように書いてくれる記事はあるのですが、その中で「そのときはあまりにも低音質過ぎて、掲載を見送ったくらいだった」と書かれるクオリティというのが逆に気になります。

 さて、今回の新製品Xonar Essence STXは高音質をアピールしているだけに24bit/192kHz、S/N比124dBという見事なスペックではあります。ただ、使っている部品はOPAMPがLM4562と、JRC2114Dで、DACがBurr-BrownのPCM1792Aということで、一見まともなようなそうでもないような、何とも微妙なレベルです。

 そして少々気になるのが、ボード上に4Pinの電源コネクタが搭載されていて、ここに電源を供給しないとボードが動作しないということです。高音質のオーディオ機器は電流消費量も大きい場合が多いわけですが、これは音質面を追求した結果なのかそうでないのか...。

 記事中で珍しく聴感の音質についても言及されているわけですが、その内容によると「メイン出力であるアナログRCAの出力を聴いてみると、どうも思ったほどよくない。RMAA Proでのテスト結果をみる限りS/Nなどはいいが、音楽を再生させると中低域が痩せた感じで、ヘッドフォン出力と比較すると明らかに見劣りしてしまう」とあります。これはどちらかというとJRC2114Dの傾向ではないかと思いますので、OPAMPをAnalogDevices辺りに変えてやれば見違えるほど良くなるという可能性もあり、そうであれば面白そうではあります。

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このページは、JIVEが2010年1月18日 22:58に書いたブログ記事です。

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