金があれば買っていました

 私が今でも愛用している旧式PCの一つである、dynabook SS2100 DS90L/2。CPUが超低電圧版のPentium M 900MHz (Banias)とかなり非力ではあるのですが、搭載GPUのTrident Blade XP4m32と換装したSSDのおかげで意外と快適に使えるのです。ちなみにSS2100はビジネスライン向けの機種で、コンシューマ向けの同等製品はdynabook SS S7です。

 以前から書いている通り、現在重度の金欠でとても万単位の無駄金を使える状態ではないのですが、もし使えるなら多分その場で買ってしまったであろうPCを見つけてしまいました。

TOSHIBA PORTEGE R100

 上で書いた、私が愛用しているSS2100とほぼ同等のPCで、輸出専用モデル(但し東芝の直販でのみ日本国内でも入手できました)として用意されていました。SS2100/S7はモデルチェンジ後のSS2110/S8でチップセットが855GMに変更され、ごく平凡なサブノートという仕様になってしまったのですが、PORTEGE R100は引き続き855PM+Blade XP4m32という構成でした。

 SS2100とR100の仕様上の主な違いは、

・CPU:Pentium M 900MHz (Banias) → Pentium M 733 (Dothan 1.1GHz)
・メモリ(最大搭載量) 768MB → 1280MB
・無線LAN:Intel PRO/Wireless 2011B → Intel PRO/Wireless 2200BG

という変更程度なのですが、CPUのL2キャッシュが倍増していることと、1GBメモリモジュールの搭載を保証してくれている点が大きなアドバンテージとなります。私のSS2100でもHYNIX純正の1GBモジュールが問題なく動作していますが、メーカーが保証していない搭載量であるということはモジュールによっては不安定要素が現れてくる可能性もありますからね。

 新たに買おうとすると、1.8インチPATA仕様のSSDという高額な出費がありおすすめできませんが、既にある環境を移すなどの用途ならかなり魅力のある本体です。そもそも何故国内向けに同じ仕様のPCを出してくれなかったのか...。

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このページは、JIVEが2010年1月20日 22:11に書いたブログ記事です。

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