Palmの終焉
結構前のネタですが、Palm愛好家として一応この話題に触れておきます。
PDAメーカーのPalmがHewlett-Packardに買収されることとなりました。HP 2133 Mini-Noteで印象が一気に悪くなった後であるだけに、残念な気がしてしまうニュースですが...。
現在のPalmは既にPalm OS(現在のACCESS Garnet OS)とは決別し、Windows Mobileや独自開発のPalm Web OSを採用したスマートフォンのメーカーとなっておりましたので、Palm OS搭載のPDAを愛好してきた私にはあまり関心が湧かなかったわけです。
実際、これまでそれなりの数のPDAを使ってきたわけですが、Palmブランドの本体はかつてのm100、Tungsten T2、Tungsten C程度しか使ったことはありませんし、現在も手元に残っているのはTungsten Cだけです。そのTungsten Cも速度性能には満足していますが、結果としてコレクションの一つになってしまい、普段から持ち歩いているPDAは今なおCLIE PEG-NX80Vのままです。Palm製の本体はCLIEと比較すると、完成品としての造り込みの甘さが随所に目立ってしまっているんですよね。
なお、Garnet OSの今後については、ACCESS Linux Platform上で実行されるGVM(Garnet Virtual Machine)の開発が細々と継続されているようです。ただ、これは日本語版の発表が全くないことや製品化の目処は全く立っていないことなど、先行きはかなり悲観的であるといわざるを得ません...。
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