富士康国際で自殺が相次ぐ
中国の大手PC生産メーカー、富士康国際(FOXCONN)で従業員の自殺が相次いでいるそうです。記事はこちら。
記事ではAppleの主要生産委託先と紹介されていますが、FOXCONNを主要生産拠点としているベンダーは他にも多くあります。国内大手ベンダーのPC修理業務補助システムを組んだときにも、生産や部品の流れなどで「中国のF社の~」という会話を度々していましたからね。
ただ、FOXCONNに生産を委託しているベンダーの中でも、Appleは機密保持に要求されるレベルなどが桁違いに厳しいようです。特に発売前の製品の情報流出などにはかなり神経をとがらせているという話は良く聞きますからね。
#その割に次世代iPhoneを酔って店に落としてくる本社社員もいるようですが...。
Appleは確かに企画の独自性が大きな武器ですから、事前に情報が漏れてしまっては経営に打撃を与えるのでしょうが、それならば他のベンダーも扱っているFOXCONNのような委託先を使うこと自体が大きなリスクなのではないでしょうかね。生産拠点も自らの監視が及ぶ範囲に抱えるべきであり、従業員が発狂するレベルの締め付けを課すのは方向性としておかしいのではないかと...。
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