Librettoまたも復活
東芝が本日発表したPCの新製品の中に、「libretto W100」という製品が含まれていました。記事はこちら。
もともとのLibrettoは今でいうネットブックのようなコンセプトに近く、その時点ではPCとして非力なハードウェアであっても、そのコンパクトさとよく練られた使い勝手で一定の評価を得たモデルでした。もっとも、ネットブックほど安価ではありませんでしたし、その当時としてはモバイルPCとして高い水準は保っていましたが。
Libretto 20から始まったシリーズは、その後モデルチェンジを繰り返しMMX Pentium 266MHzを搭載したLibretto ff1100vで一旦終了し、TransmetaのCrusoe TM5x00発表と同時にLibretto Lシリーズとして復活しました。しかしこれもTM5800を搭載したLibretto L5を最後にシリーズは打ち切られます。
5年ほど前に突如Libretto U100というPentium Mを搭載した製品が発表されましたが、これは何とも中途半端な製品で、この一代限りで終わってしまい、ここで今度こそLibrettoも完全に終わったかと思われていました。
そして今回久々のブランド復活となったLibrettoですが、今回は乱暴な言い方をするとPC版Nintendo DSでしょうか。開くと上下に液晶が配置されていて、下側の液晶でソフトウェアキーボードなどを実現しているようです。
ハードウェア的にはなかなか凝った製品ですが、実際に使ってみないとコメントしづらい製品であるのは間違いなさそうです。久々に実機を見てみたいと思える製品であることだけでも歓迎できるのは間違いありませんけどね。
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