悪夢の予感
ONKYOが最近PCI Express対応の新サウンドカードの情報を小出しにしています。詳細はこちらからご覧いただけます。
例のごとく、データ上の特性はかなり優秀、聴感上の音質は「まあ、こんなもんじゃない?」という製品になるだろうと予想はしているのですが...。気になるのは以下の図です。
「ハイエンドDSPやDDRメモリー」って、CreativeのX-Fiで使っているDSPの売り文句と全く同じですよね。まあ、メモリーについてはCreativeでは「X-RAM」と表記していますが。
もしX-Fiプロセッサの供給を受けて新製品を作ったとすると、Creativeならではの「出力する波形そのものが間違っている」ような音を、ONKYOがどう対処したのかが見物です。もっとも、SE-80PCIやSE-120PCIのように、質の低いDSPの音をそのまま垂れ流すだけにしてしまうのかもしれませんが。
今回の製品では汎用のオペアンプは排除して、ディスクリートで組み上げたことを売り文句としていますので、アナログ出力はそれなりに修正されている可能性はありますが、デジタル出力はどうしようもない気がするんですよね...。
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