簡易VPN?
ちょっと面白そうな製品がImpress PC Watchで紹介されていました。
株式会社エーディーディーは、シンガポールiTwinと代理店契約を結び、インターネット経由でファイル共有できるUSBメモリ「iTwin」の国内販売を開始する。発売は4月12日で、価格は10,290円。送料は500円。
iTwinは、2つが1セットになったUSBフラッシュドライブ。まず2つのiTwinをくっつけて、片方のPCのUSBポートに挿入すると、設定画面が開きパスワードなどを設定できる。その次に2つに切り離して、一方をもう片方のPCに接続するだけで、インターネット経由で2台のPC間のファイル共有が可能になる。
自宅のPCと外出先のPCそれぞれに装着することで、自宅のPCをインターネット上のディスクのように扱い、ファイルへ容易にアクセスできるとしている。
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ファイル共有という点に絞ってしまえば、VPNを構築するのとほぼ同じ使い勝手ということになるわけです。
もっとも、最近ではPacketiX VPNベースの無料版であるUT-VPNがあり、一般家庭でVPNを構築する敷居も大幅に下がっていますから、使いこなせるのならこちらの方が便利ではありますけどね。私も昨年から家2軒の間でUT-VPNを使っていますが、100BASE-TXよりはやや遅いという程度のLANというイメージで使えています。
実家の方はルーターがNetGenesis SuperOPT-GFiveで、WAN側速度の十分に出ているのですが、もう1件に良いルーターがないんですよね。一応NEC IX2015は用意してあり、設定に必要なケーブルも借りてはあるのですが、まだ設定を書いていないので使えないんですよね...。
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VPNは便利な機能なんですが、回線速度にその快適度が左右されるのは致し方ない所ですね。ISP毎の通信品質もさることながら、ルーターの品質にも気を配りたいところです。
ReachDSL回線を使っている所にBuffaloの安ルータを使ってVPNを張っていた時期があったのですが、あまりにルーターが不安定で閉口した覚えがあります。
良いルーター(といってもOPT100EとかAterm位ですけど)を使うと快適に使えます。主に利用するJANISネットのバックボーンもそこそこ速いようで、ReachDSLでもレスポンスが良かったりするんですよね。
JANISが速いのは利用者が少ないだけなのかもしれませんけど・・・
マイクロ総合研究所のルーターは一見割高ですが、自宅サーバーやVPNを運用することを考えると、安定度の割にはかなり割安であることが判ってきます。
ただ、私もReachDSLでは使ったことはないんですよね。一時期知人宅で使っていたのですが、光ファイバーが導入可能となった時点ですぐに変更してしまいましたし。