一球速報に「珍プレー」と書かれる

 本日5月26日の阪神タイガース-千葉ロッテマリーンズ(2回戦 甲子園球場)の、Yahoo!スポーツ提供の一球速報です。

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 私はこのときTV観戦していましたので状況はもちろん判りますが、これだけ見ると何が起こったかイメージしにくいのではないでしょうか。

 このシーンは8回表1アウトランナー2塁、打者清田という状況でした。清田はライトフライを打ち上げ、右翼手マートンがやや下がりながらこのフライを捕球します。やや深めの位置で捕球していますので、2塁走者の今江はタッチアップで3塁に向かいます。ところが、ここでアウトカウントを勘違い(2アウトと認識)していたらしいマートンは、ボールを内野に投げ返さずスタンドのファンに向けて投げ込んでしまったのです。

 この場合は、まずタッチアップによる今江の進塁が認められ、さらにボールがプレー続行不能な位置に飛んでしまったという扱いになりテイク1ベース(無条件に1つ進塁)ということで、今江のホームインが認められる事になります。ロッテ側からすれば拍子抜けするほど簡単に追加点が取れたわけですが、阪神側からすれば反撃の機運がここで一気に消えてしまったようで、結局試合はこのまま1-4のロッテ勝利で終了してしまいます。

 チーム状況がどん底にあるチーム同士の対戦でしたが、けが人続出で一軍半~二軍クラスを使わざるを得ないことで勝てないロッテに対して、集中力のなさや一体感の欠如で勝てない阪神という図式に見える試合でした。同じ不振でも、阪神の方が根は深そうに見えますね...。

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