SEGA製のSoundBlaster

 

DSC00338.JPG 久々の珍品展示です。

 以前入手したSEGA製のPCIスロット用サウンドカードです。搭載されているDSPはCreative製CA10300-IAT LFで、SoundBlasterシリーズでいえばAudigy4の世代に搭載されていたチップです。

 DACもおそらくAudigy4と同等と思われるCirrusLogic製CS4362 KQZ(24Bit/192kHz 8ch対応)ですが、ADC周りや根本的なパーツの配置など、完全に別設計と思われるボードです。

 おそらく組み込み専用に起こされた製品でしょう。Creative本家とは違い、コンデンサもほとんどが個体コンデンサとなっていて、音質はともかく耐久性には気を遣っていることがうかがえる設計となっています。

 今のところPCの空きスロットを確保できておらず、動作確認すら取れていませんが、いずれきちんと試聴環境に組み込んで音質評価をしてみたいと思っています。

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コメント(2)

元AM業界人 :
1990年代の、セガ アーケード機の占い機の組み込み用AT機
の抜き取り品と思われます。
当時は、結構AT機で、レーザープリンターと組み合わせて運用する
占い機が多かった記憶があります。(LP-S1500が現役のころです)
コインジャーナルとか読めば出てくるかもしれませんが、具体的な、機種名は忘れてしまいました。すんません。
JIVE Author Profile Page:
情報のご提供、有難うございます。わざわざ専用で基板を起こす必要があった理由は端子構成の問題なのかと予想しているのですが…。
いずれにしてもPCパーツとして売られる機会は滅多に無いということになりますね。音質などは特に考慮せずに作っているものとは思うのですが、Creative本家との違いは気になりますので、どこかに組み込んで使ってみたいところです。

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このページは、JIVEが2011年12月21日 21:51に書いたブログ記事です。

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