CEATEC JAPAN 2012
数少ない幕張メッセ開催の大型イベント、CEATEC JAPAN 2012が今年も無事開催されましたので、最終日となる今日行ってきました。
昨年は会場に空きスペースが目立つほどの出展者数減少が気になったのですが、今年は電気自動車の関係から自動車関連企業の出店や関連会社ブースなどが参加した結果、体裁としては整っていたように思います。とはいえ、日本の電機メーカーの元気のなさは、相変わらず目立ちますが。
それよりも気になったのは、一般の来場者数が妙に少なかったことです。昨年は東芝のグラスレス3D REGZAなど、並んでも見られないような大盛況のブースもあったのですが、今年はそもそも会場全体の人口密度が少なめなのは明らかに見て取れましたし、人気のある展示も少し並べば大体はあっさりとみられる程度でした。
CEATEC自体が本来は企業間の取引を促進するための展示会である側面が強く、技術的な面に強い興味がなければ一般人が行っても楽しみにくいイベントであるのは間違いありませんが、それならばこの規模のイベントである必要もない気がするんですよね...。
続きを読むから、撮影した写真の一部をご覧いただけます。
今年の主役は、なんといっても電気自動車でした。自動車メーカーの出展は勿論として、電機メーカーでも電気自動車関連の技術や製品を展示しているところが多数でした。ただ、個人的に電気自動車という存在自体に否定的ですので、あまり歓迎する気分にはなれませんが...。
まずは三菱電機の展示。グループ内のi MIEVは勿論、日産LEAFも展示されています。
三菱自動車もやはりi MIEVが中心です。
こちらは電気自動車の総合展示。ステージイベント等はスルーしてきたため、内容はよくわかりません。
今回の目玉の一つ、日産のNSC-2015です。写真は無人運転の様子です。
自動操縦の車庫入れ。先日の某TV生放送中にはラインをまたいで停めてしまいましたが、今回は無事ライン内ほぼ中央に停まっています。
車上荒らしの実演中。もっとも、クラクション等で警告するだけですので、近くにいなければ結局破られてしまうと思うのですが...。
トヨタの展示ブース。住宅の部分はトヨタホームによる展示らしいです。
iQベースの電気自動車、eQです。ただ、トヨタは今回の展示でもプリウスPHVを押し出すなど、あまり電気自動車に対して積極的ではないように見えます。
パイオニアのフロントウインドウ投影型カーナビゲーションの展示。
次からはソニーの新製品を並べておきます。
そのほかは簡潔に。例年コンデンサメーカーの展示も楽しみにしているのですが、今年は日本ケミコンに対してニチコンが優位に立っている様子です。
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