第3回:HP 2133+AIR-EDGEでインターネット接続
HP 2133 Mini-Noteは、ミニノートPCとしては珍しく拡張カードスロットを装備しています。ただ、これがExpress Card34/54用であるため、通常のPCMCIA 16bitカードやCardBus用のカードを使うことは出来ません。
一方で、私が普段外出時にインターネット接続する場合には、マクドナルドなどが近場にあれば公衆無線LANを使いますが、それ以外の場合にはAIR-EDGEを使います。
これまで使っていたのはAH-H401Cというかなり古い端末だったのですが、つい最近になってCFカード型端末AX420Sに機種変更しました。速度と価格の兼ね合いで考えるのであれば、今ならイー・モバイル辺りを選択すれば良いのですが、あいにくCLIEシリーズで使えるイー・モバイル端末が存在しないのです。
AX420Sを選択した理由は、単純にCLIE PEG-NX80Vで使えるという理由です。勿論、ソニーやウィルコムが正式にサポートしているわけではありませんが、とあるユーザーの方が作成されたパッチを利用することで、PEG-NX/NZシリーズでは利用可能となるのです。
さて、ここで問題となるのはCLIEで使うという大前提があったためにCF型の端末を選んだことで、今度はHP 2133 Mini-Noteで使えないという点です。今までそれなりの数のノートPCを使ってきましたが、その全てにPCカードスロットが存在していたので深く考えていなかったというのが正確なところですが。
幸いなことに、かつて買い漁ったパーツや周辺機器の山からSUNTAC SlipperU VS-10Uという、USB接続のPCカード型通信カードアダプタが発掘されましたので、物理的にはUSB接続でも問題はなくなったのですが、この製品はWindows 2000の世代までしかドライバサポートがありません。
少し調べてみたところ、この点についてはケイ・オプティコムが提供する「eo net」のサポートページに記載があり、Windows VistaであってもWindows 2000用のドライバで動作可能となっていましたので、情報通りセットアップしたところ、無事動作が確認出来ました。
もっとも、AIR-EDGEで、かつ契約の問題上最大64kbpsでしか接続できませんから、最近のブロードバンドを前提にしたWebページを閲覧するにはどうしても速度不足を感じます。SlipperUもミニノートPCと同時に持ち歩くには少々大きい製品ですから、AIR-EDGEはHP 2133 Mini-Noteではあくまで補助的な手段として利用することになりそうです。
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いつも思っていたのですが・・・どれくらいのパーツが眠っているのだろうかと。(^^;