第4回補足:Windows XPインストール時の所感
一昨日掲載した、HP 2133 Mini-NoteのWindows XP化について、いくつか補足しておく点を上げておきましょう。
まず、リカバリディスクは各OSごとに
・OSリカバリ用CD-ROM
・ドライバ・アプリケーションDVD-ROM
という構成になっています。当然ながら、これを利用するためにはUSB接続の外付けDVDドライブ等が必要となります。私の場合は、一昨日掲載の写真に写っている、I-O DATA製の外付けポータブルDVD-Rドライブ、DVRP-iUP2を使いました。後から考えると、もう少し読み出し速度の速い製品を使った方が良かったのかもしれませんが...。
手順は特に説明の必要もないほどです。OSリカバリCD-ROMをセットして起動するだけで開始となります。ただ、PCとしての性能不足なのか、光学ドライブが遅いせいかは判別できませんが、意外なほどセットアップに時間はかかります。もっとも、最近は高クロックのCore 2 DuoやAthlon 64 X2ばかり使っていましたので、それと比べなければごく普通の速度といえるのかもしれませんが。
Windows XPのセットアップが終わったら、一度その状態でWindowsを起動して、今度はドライバ・アプリケーションDVD-ROMをセットしますと、ドライバ・アプリケーションのセットアップが案内されます。
このセットアップについて好感度が高いのは、セットアップするアプリケーションをその都度選択できるという点です。通常のHDDリカバリなどの場合には、まさに出荷時初期状態を復元する以外のことが出来ず、かなり旧タイプのウイルス対策ソフトがセットアップされたりして不便に感じますので。
また、なかなかユニークなのは、光学ドライブを内蔵できないPCであるにもかかわらず、アプリケーションにIntervideo(現Corel)WinDVDが含まれている点でしょうか。確かにDVD-ROMからセットアップしている以上、必ずDVD対応ドライブが接続されている(仮想CD等を導入している場合を除く)わけで、その意味では合理的なのかもしれませんが...。
いずれにしても、個人的にはWindows XPにしたからパフォーマンスも不足を感じなくなったとは思わないのですが、今から敢えてWindows Vistaに戻そうと思わない程度に満足感があるのも事実です。このPCが使われる状況を考えると、多少なりとも軽量なWindows XPの方が正解に近いのは間違いないと思います。
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