第1回:私のモバイル環境(1)
HP 2133 Mini-Noteについて書く前に、私の現在のモバイル環境をおさらいしておきます。
手持ちのPCのうち、実際に持ち歩いて使っているPCは以下の通りでした。
・IBM ThinkPad T42 2373-M4J
・IBM ThinkPad X32 2672-MXJ
・TOSHIBA dynabook SS2100 DS90L/2
大抵の場合は上記3台の内どれかをバッグに入れ、それに加えてPDAのSONY CLIE PEG-NX80Vを持ち歩いていました。今回ここにHP 2133 Mini-Noteが加わったというわけです。
まずは、今までのモバイル環境と面積を比較してみました。
下からThinkPad T42、dynabook SS2100、HP 2133 Mini-Note、PEG-NX80Vの順です。ThinkPad X32はdynabook SS2100とほぼ同等であるため、ここには撮していません。
当然小さく軽いほど携帯性には優れるわけで、ThinkPad T42ほどの大きさ・重さ(約2.3kg)になってしまうと気軽に持ち運べるというものではありません。実際、ThinkPad T42を持ち運ぶのは仕事で他のPCでは間に合わない用途があった場合など、限られた条件となります。一方、dynabook SS2100は大容量バッテリを常に装着しているのですが、それでも重さは1.42kgと、6セルバッテリ装着時のHP 2133 Mini-Note(1,444g)とほぼ同等に収まっていて、持ち歩いていてもそれほど重量は気になりません。ThinkPad X32は1.64kgとやや重くなりますが、それでも許容範囲ではあります。携帯性が本分であるPEG-NX80Vはさすがに235gと別格の軽さですが。
ただ、通常携帯性とPCとしての性能はある程度反比例します。特にクリティカルな違いとなるのは液晶の表示能力なのですが、これについては以下の通りとなります。
・ThinkPad T42 : 14.1インチ 1,400x1,050 Pixel
・ThinkPad X32 : 12.1インチ 1,024x768 Pixel
・dynabook SS2100 : 12.1インチ 1,024x768 Pixel
・HP 2133 Mini-Note : 8.9インチ 1,280x768 Pixel
・CLIE PEG-NX80V : 3.8インチ 480x320 Pixel
この中では視認性も含めて、HP 2133 Mini-Noteのディスプレイはなかなか優秀です。もっとも、この中では唯一のグレアパネル採用機ですから映り込みが気になることはありますが。普段自宅で使っているモニターが24インチWUXGA(1,920x1,200)のHYUNDAI W241DGですから、情報量としては最低でもThinkPad T42程度欲しいという気持ちもありますが、モバイルPCやPDAにそれを求めるのはさすがに酷ですからね。
長くなるのでここまでで一区切りとして、次回は携帯性についてもう少し突っ込んだ部分に触れたいと思います。
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本日の掲載内容は前回の内容を踏まえたものとなっておりますので、そちらと併せてご... 続きを読む
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