2014年7月アーカイブ

シカゴの最新作「CHICAGO XXXVI "NOW"」について、レビューサイトのzigsowにレビューを掲載しました。書いたのは国内盤発売の前日です。

家に届いて通しで聴いてすぐに書いたものですので、それほど丁寧なものではありませんが、一応その時点で知っていた背景なども書き添えてあります。その文章がこちらです。

http://zigsow.jp/portal/own_item_detail/272652/

 

発売前日であっただけに、この時点ではこのアルバムの日本語レビューは殆どなく、発売後も数日はアルバムタイトルでGoogle検索をかけるとこのレビューが1~2ページ目で見つかる唯一といって良いものでした。

最近は音楽評論家の方々も少しずつ取り上げ始め、また一般リスナーの手元にも行き渡り始めたためか、レビュー記事も増えてきました。そんな中、少し気になったのがビルボード・ジャパンに掲載されているこちらのレビューの後半のものです。

http://www.billboard-japan.com/hs_discs/detail/1410

 

もちろん文字数なども違いますので構成はある程度異なっているのですが、中心部分の記述が私が書いたものと非常によく似ている気がするのです。表現を若干変えただけというか...。

だからどうだというわけではないのですが、仮にWebで調べた内容を「参考に」文章を書いたということで、それで金を貰えるのだとしたら良い商売だな、と...。

 すでに瀕死ではありましたが、ついに日本の民主主義は完全に死にましたね。憲法よりも閣議決定が優先されるような状況では、もはや法治国家ではありません。

 憲法は権力者の暴走に歯止めを掛けるために存在しているのに、憲法があるから改革出来ないなどという言いぐさ自体が論外です。ましてや自分と意見が異なる人間を「抵抗勢力」だの「左翼」だの呼ぶような、低レベルな首相が率いる内閣による閣議決定です。偉そうに集団的自衛権を語るよりも、小学校から社会科の勉強をやり直すのが先でしょう。

 安倍支持者の言い分では「国家的な危機が迫っているから云々」なのですが、それならば国民の合意を形成して憲法を改正するのが唯一の正しい手続きであり、それ以外のいかなる手続きも暴挙以外の呼び方はありません。

 ましてや危機感を煽っている政府ですが、そもそも自分で至る所に喧嘩を売って歩いた結果危機を招いているわけで、むしろ軍事行動を正当化したいがためにわざわざ火種をおこして歩いたとしか思えません。安倍支持者は中韓に喧嘩を売ればそれだけで満足な連中ですから、支持は強固になるわけですが。後先考えずに喧嘩を売るだけであれば、小学生にだって出来ることです。

#そもそも本当に喧嘩の強い人間というのは、勝てる喧嘩しかしない人間です。

 未だに「アベノミクスで景気が回復」「だから安倍は名君」「安倍万歳」などとほざく人間が沢山いるのも驚きです。株価が多少持ち直したのは「投資」ではない「投機」マネーが流れ込んでいるのが最大の理由であり、これらは他に良い市場を見つけたらあっという間に引き揚げられてしまう資金です。決して「投資」で企業を育てようとしているわけではありません。自動車大手の関連産業に従事している方や公務員はともかく、地方の中小企業に勤めている皆さんは、政府がいうほど手取りの所得は増えましたか?

 私は最初から安倍政権が日本を崩壊させると言っていましたが、このままでは予想以上の速度で日本の根底は破壊されていきそうです。このような政府に批判的な文章を書く自由が日本に残っているのは、果たしてあと何年でしょうか。

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