2013年2月アーカイブ
かつてのPalmの資産は、Palm OS 5以前はACCESSへ、webOS及びwebOS採用ハードウェアはHPへとそれぞれ受け継がれていましたが、HPが持つ旧Palm関連の資産及び技術は韓国LG電子へ譲渡されることが決まったそうです。記事はこちら。
もっとも、それだけの内容であれば、PalmからHPへの譲渡とそれほど変わりはありません。ただ、問題となるのはLG電子側はSmartTVへの応用のために技術を取得するということで、スマートフォンやタブレットデバイスのために使われる可能性はなくなったという点です。
実際にwebOS製品のサポートはHPが継続するとなっていますので、LG電子側が直接デバイスに採用する可能性は最初から無いということなのでしょう。
そして一時期はPalm OSをGarnet OSという名称に変更した上で技術開発を続けているように見えたACCESSの方も、結局何も成果を発表することはなく、現在ではGarnet OSのサポートすらほぼ何もしていないという状況で、こちらも期待できる点は全くありません。実際にACCESSのGarnet OSサポートを見てみると、リンクは全てデバイスの製造元または旧Palm Oneのサポートに繋がっているという状況で、ACCESSはGarnet OS自体を消滅させるつもりなのでしょう。Access Linux Platform上で動作するGarnet VMのベータ版もここ数年は進展が止まり、開発者向けサイトも閉鎖されてしまったようです。
そして高機能型Palm OSとしてリリースされたはずのPalm OS 6(Cobalt)も市販品に採用されることなく終わってしまったようで、これで全てのPalmの命脈は絶たれたとみて良いでしょう。せめて3G通信に対応したPalm OS 5.xデバイスや、LTEに対応したwebOSデバイスを見てみたかったですね。
先週金曜の買い物です。Intel製SATA接続80GB SSD、SSDSA2CW080G3K5を購入してきました。中古品で、価格は5,250円でした。
個人的にはSATA2接続SSDとしては最も気に入っているIntel SSD 320シリーズの80GBモデルとなります。普段このシリーズは容量の割に実売価格が高めであることが多いのですが、比較的容量に見合った価格が設定されていたために買ってきたのです。
ただ、SSD自体がまだまだ耐久性は未知数です。中古で買った品となるとさすがに寿命に不安が残ります。Crystal Disk Infoで確認してみると、以下のような結果となりました。
ある程度は使われているようです。特に電源投入回数は妙に多い気がします。
もっとも、環境を固定して使うつもりで買ったわけではなく、仮構築する際のテスト環境などに使うつもりですので、その程度の用途であれば問題にはならないでしょう。
新品が値上がりしていなければ敢えて買うような値段ではなかったのですが、これは仕方ないところでしょうね。
ユニットコム資本のPC系販売店は、元々秋葉原には4系統ありました。TWO TOP、Faith、パソコン工房、PC DIY SHOP FreeTです。厳密にはFreeTはグッドウィルの資本だったのですが、グッドウィルそのものがユニットコムに吸収される形となったため、結果的にユニットコム系列に組み入れられていました。
しかし今年に入り、まず完成品PCや周辺機器等を扱っていたパソコン工房が閉店。同じ建物でフロアを割って使っていたFaithも、移転のため一時閉店となっていました。もっとも、Faithは移転した後再開するという告知は出ていたものの、実際にはそのような動きはなく、事実上の閉店である可能性が高かったわけですが。
そして今日新たに告知されたのが、秋葉原地区の系列店を「BUY MORE」というブランドの店舗に統合するという内容でした。実質的には、現在のTWO TOP秋葉原本店を改装・店名変更して、これまでの4店舗の内容を集約するということになります。実質的には単なる店舗数削減ですね。TWO TOP、FreeTはBUY MOREの中のコーナー名となるという、何ともよくわからない話です。
ただ、現在のFreeTの店舗もBUY MOREのアウトレット館兼サポートセンターとして存続することにはなるとのことで、単にFaithとパソコン工房を消し去り、ブランド名を変えることで適当にごまかしたというべき内容です。
今のところ、この統合は秋葉原地区に限った話であり、全国各地に点在するパソコン工房とTWO TOPは当面現状のまま運営されるようです。ただ、将来的にはブランド統合は避けられない気もしますが...。
運営会社が全く別物(フリーウェイ倒産後にユニットコム資本で再始動)となりながらも何とか存続してきたTWO TOPの店名がついに消えるという辺りに、秋葉原のPC系販売店の衰退を感じさせられます。これで複数店舗を維持するPC系販売店(新品中心)は、ついにソフマップとツクモ、ドスパラだけになってしまうわけで...。
ポート数が少ないUSB3.0を活用するためには欠かせないUSBハブですが、私が持っている唯一のUSB3.0対応ハブである、Planex PL-US3H400-WHが壊れたようです。
具体的な症状としては、デバイスマネージャーで確認する限り、USB3.0ハブ自体は存在しているものの、そこに接続したデバイスは一切認識されないというものです。数日前からデバイス接続時に「電源不足により使用できない」というエラーが発生していましたので、それがより悪化したということでしょう。
一応分解して内部を目視で確認してみましたが、疑わしいと思っていたコンデンサーの液漏れなどは特にありません。何を接続しても反応はないものの通電はしているようで、コントローラーチップの周辺はある程度暖まります。
手当たり次第にコンデンサーを載せ替えてみれば復活するかもしれませんが、そこまで手間をかけて直すだけの余裕もないので、近々買い換えようと思っています。今のところは以前使っていたAdaptec製のUSB2.0ハブである程度は代用できますし。
ただ、PL-US3H400-WHはセルフパワー対応のUSB3.0ハブとしては圧倒的に安かったということで買ったモデルあり、他の製品を探してみると予算は少なくとも2倍は見ておかなければいけないようです。また、比較的安い他社製品を見てみると、使用しているコントローラはPL-US3H400-WHと全く同じものであったりと、どのみち不安が残るわけです。
ある程度安いものを見つけた時点で諦めて買うのが正しいということでしょうかね。
本日の買い物は、キヤノン製32Gメモリー内蔵ビデオカメラ、iVIS HF M51です。新品で、価格は25,000円でした。
発売当初は7~8万円前後、先月辺りまでは4万円台程度で売られていた製品ですが、ここ数日間で猛烈な値下がりを見せ、あっという間に3万円を割り込んでしまったのです。
私自身は10日ほど前からこの値下がりには気付いていましたが、今のところビデオカメラは以前買ったJVC GZ-HM570で不足は無いと思っていて、買うつもりはありませんでした。ただ、このシリーズは先代のHF M41/M43から、HD CMOS PROという画素数こそ200万画素クラスでありながら、素子のサイズを大きくして感度と発色の良さで勝負するタイプの光学素子に変わっていて、個人的には高く評価していました。もっとも、レンズの画角など、残念な部分も多くありましたが。
安くなってからしばらくは在庫を普通に見かけたのですが、気付いたら殆どの店で完売状態となっていました。ある量販店で店員の方と話していると、キヤノンの春モデルにはHF G20/HF R42しか用意されておらず、普及価格帯のビデオカメラは業務縮小となり、自分の店でも今後はローエンドモデルしか扱わなくなるということだったのです。
ローエンドのHF R42はHD CMOS PROが載るような製品でも無く、実質的に業務用エントリーモデルと共通コンポーネントで製造されるHF G20以外は買えるものがなくなってしまうわけですが、HF G20はそれほどビデオ撮影に凝っているわけでもない人間が買うべきモデルでもありません。
そこで無くなる前に買っておこうと思ったのですが、つい先日まで2万円台で売っている店がいくらでもあった筈のこの製品が、今日の時点での価格.com最安値で約33,000円となっていて、安く売っていた殆どの店で完売してしまっている状態でした。
ただ、昨日夜の時点で自宅から比較的近い某量販店にまだ残っているのは見ていましたので、そこに慌てて駆け込んでみると、展示・在庫が各1台あるということで、在庫分の方を抑えてきたわけです。
とりあえず使ってみようと思ったのですが、まずはバッテリーの充電が先ということで、現在準備中です。充電にはかなり時間がかかるようですので、実際に使い始めるのは明日以降となるでしょう。
久しぶりにRADEONを買いました。玄人志向から発売されている、AMD RADEON HD 7750搭載ビデオカード、RH7750-E1GHD/D3です。通常の新品で、価格は6,480円でした。
RADEON HD 7750といえば、かなり前に1スロット厚かつ補助電源不要のビデオカードとしてはなかなか面白い存在なのではないかとここで書いたことがありましたが、取り立てて優先順位の高い買い物でもなかったため、長らく買うことなく放っておいた製品です。
パフォーマンスからいえばGDDR5を採用したRH7750-E1GHDの方を買うべきなのですが、どうせメイン級のPCに投入するようなカードでも無く、安い方が良いという考えだけでこちらを買ってきました。
それほど優先順位が高い買い物ではないという意味では今でも変わっていなかったのですが、この製品も最近の円安進行により仕入れ価格が大幅に上がり、既に流通在庫分以外は値上げされただけの別型番である、RH7750-E1GHD/D3/Aに置き換わってしまっていて、2~3千円は割高になってしまっているようなのです。
安くなければこの類の製品は魅力が半減してしまいますから、安いうちに買っておくという動機だけで購入してきたわけです。
ちなみに購入店は秋葉原のFreeTです。手に取ったときに店員の方から「そのモデルはメモリーがDDR3なんでパフォーマンスがGDDR5の他製品と比べると不利です」という説明は受けたのですが、「どうせオーディオPCで使うだけなので、1スロット厚のカードでそこそこ動けば十分」と答えて敢えて買ってきたわけです。
#ちなみにその店員の方も私もビデオカードはGeForce派だったりします。
昨年名称統一により石丸電気本店からエディオン秋葉原本店に変わったばかりだったのですが、3月20日を以て完全閉店と発表されたそうです。
一応秋葉原地区にはもう1店舗エディオンAKIBA店がありますが、こちらはあまりフロア面積がなく、秋葉原本店のような豊富な展示品や在庫量は到底見込めないでしょう。特に充実していた単品オーディオなどはほぼ壊滅でしょうね。PCパーツも恐らく殆ど扱わなくなるでしょうし。
今回のニュースを受けて気付いたのは、20年ほど前にあった家電系の販売店はこれで秋葉原から殆ど全て姿を消すことになると言うことです。上記の石丸電気AKIBA店の他は、オノデン程度でしょうか。一応LAOX本店は残っていますが、あれはもはや免税店ですから。
昔秋葉原に年に数回出向いていた頃は、よく通っていた販売店というと第一家電、LAOX、ヤマギワ、サトームセン、ナカウラ、ミナミ電気館といった辺りでした。その後PCを触るようになってPC系の販売店と言うことでソフマップやT-ZONE、ツクモ、シスペック、STEP、ロケットといった販売店にも出入りするようになったわけですが。上で挙げた中で、今でも当時と同じ分野で商売を続けているのは、もはやオノデンとソフマップ程度でしょうか。会社ごとなくなった店も多いですね。
そもそも、今の秋葉原に家電製品を買いに行く人は少ないでしょうし、その大部分は電気街とは反対側となるヨドバシカメラ マルチメディアAkibaに行ってしまうのではないでしょうか。ビックカメラの出店としての機能を持たされていたソフマップ秋葉原本館も、家電の面積が改装する度に減って行っています。
かつては乱立していたPCパーツ店も、ツクモ(の皮を被ったヤマダ電機)、ユニットコム、ドスパラ、ソフマップ以外は数えるほどになってしまっていますし、このままでは秋葉原が劣化版の歌舞伎町になってしまいそうな勢いです。もっともそれも長くは続かないでしょうし、次はどの方向に向かうのか...。
本日の買い物は、OCZ製STA3.0接続512GB SSD、Agility4 AGT4-25SAT3-512Gです。新品で、価格は27,970円でした。
ご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、本日のPC DEPOT各店の日替わり特価商品の一つです。各店舗2~3個程度の割り当てだったようですが、朝一で出かけて何とか入手しました。
金もない中で、無理に512GBのSSDを買った最大の理由は、今まで使っていたCFD CSSD-S6TM256NMPQが手狭になってしまったということです。ほぼ半分に割ってWindows XPとWindows7とをデュアルブートにして使っていたところ、一時期はどちらの領域も残り容量が10GBを割り込んでしまい、ある程度整理して空き容量は増やせたものの、埋まってしまうのも時間の問題と思えたのです。
Agility4自体はVertex4ベースのローコスト製品という位置付けで、NANDがAsynchronousにグレードダウンしていたり、キャッシュメモリーのクロックも下がっていたりと案外速度や耐久性にクリティカルな影響が出る部分もあるので、決して信頼性の高い製品ではありません。ただ、ここ最近の円安進行に加え、旧正月シーズンということもありPCパーツ価格が高騰しているため、安く売られているものがあれば妥協してでも買わざるを得なかったということです。
CSSD-S6TM256NMPQの内容を丸ごと移行して使い始めていますが、やはりCSSD-S6TM256NMPQと比べれば速度性能の低下は避けられません。とはいえ、それ以前に使っていたCrucial m4 CT256M4SSD2との比較ではそれほど劣っていないようにも思いますので、しばらくは様子を見つつ使っていこうと思っています。
日本では携帯電話会社の圧力で発売されずに終わるだろうと思われていた、Google (ASUS) Nexus7の3G SIM FREE版が発売される模様です。ソースはこの辺りで。
http://weekly.ascii.jp/elem/000/000/127/127674/
以前、VAIO typeP VGN-P92KSの記事を書いたときに、「Nexus7にはSIMスロットがないので」と書いたばかりだったのですが、VGN-P92KSを買ったすぐ後にSIMスロット付きが出てくるとはさすがに予想できませんでした。
ちなみに価格は29,800円と発表されていますが、アメリカで同等仕様のNexus7を買うと299ドルとなっていて、ほぼ1$=100円計算ということが判ります。このまま円安が進行したら意外と厳しい水準のようにも思えるのですが、どうなんでしょうかね。ちなみに円がずっと高い時期に発売されたNexus7 16GBは未だに19,800円のままです。
仕様的にはSIMスロットが出来た以外にも、Androidが4.2となってリリースされるという違いがあるそうです。ハードウェア的な違いはSIMスロットだけなのかと思いきや、寸法も若干ながら違うとのこと。
なぜかLTE非対応で3G(W-CDMA)という今更ながらの仕様ではありますが、それでもWi-Fi版を手放してでも買う人は多いのではないかという気がします。スマートフォンやタブレットは常時接続環境がないと魅力が半減しますので。正直私も久しぶりに欲しいと思うAndroid端末です。
通販の買い物が本日到着したという形です。GIGABYTE製Celeron847オンボード搭載NM70チップセット採用Mini-ITX規格マザーボード、GA-C847Nです。通常新品で、価格は8,638円でした。
全くお買い得でもなんでもない価格ですが、しばらくPCパーツは高止まりだろうと思い、必要なものは早めに買っておくという考えで買っておきました。
以前から書いていますが、現在このブログを運用しているサーバーがAtom D525搭載のIntel D525MWで、現状のWindows Server 2003程度であればまだ何とかなるのですが、それ以降のOSを動かすにはさすがに力不足です。そもそもAtom D525では64bit OSが動きませんので、新しいOSといっても選択肢自体が殆どありませんし。
現時点ではまだ32bit版のWindows Server 2003でも実用上問題はないのですが、今後を考えると64bit OSが使える環境はやはり必要だと考えていました。そこで各社から出揃いつつあり選択肢も増えてきた、SandyBridgeコアCeleronをオンボード実装する、Mini-ITXマザーボードでした。
特につい先日ASUSからも発売され、大手ベンダーの製品がほぼ出揃った感のあるCeleron847搭載マザーボードですが、その中でGIGABYTEのGA-C847Nというやや割高な製品を敢えて選んだ理由は、ASUSから発売されたC8HM70-I/HDMIのスペックが希望していた方向のものではなかったためです。メモリーがSO-DIMMという時点で既に選択肢から外れ、LANも1系統だけという部分で期待外れだったのです。GA-C847NはLANが2系統ということで、サーバー運用を意識していることが感じられる辺りを評価しての購入です。
具体的にいつ頃作業が出来るか不明ではありますが、既存のサーバーに替わる新サーバーの構築も始めていきたいと思っています。
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