音楽: 2012年10月アーカイブ

 シカゴのデビューから10年間で発表されたスタジオ・アルバム10作品を1つにまとめたボックスCDが発売されました。日本やアメリカではなく、EUのライノ・レコードからの発売となります。収録内容は以下の通り。

・Chicago Transit Authority (1969年、デビュー作)
・Chicago (1970年、2作目)
・Chicago III (1971年、3作目)
・Chicago V (1972年、5作目)
・Chicago VI (1973年、6作目)
・Chicago VII (1974年、7作目)
・Chicago VIII (1975年、8作目)
・Chicago X (1976年、10作目)
・Chicago XI (1977年、11作目)
・Hot Streets (1978年、12作目)

4作目の「Chicago at Carnegie Hall」はライブ盤、9作目の「Chicago IX:Chicago's Greatest Hits」はベスト盤であるため、ここには含まれません。

 いずれも中身は2002年にライノ・レコードによりリマスター&ボーナス・トラック追加で発売されたものと同じとなっています。一応ジャケットも簡素ではありますが。オリジナルのデザインを模した紙ジャケットとなっていて、日本盤の紙ジャケットには到底及ばないものの、悪くはない出来です。

 それでいながら、私が購入したタワーレコードのオンライン価格で2,661円(送料込み)なのですから、熱心なファンでなくても何曲か聴いてみたいという程度の動機で買えるお手軽さです。極めて満足感の高い品といえるでしょう。

 体調は優れませんが、何とか行ってきました。まずは今回のセットリストから。

1.Ballet For A Girl In Buchannon
2.Does Anybody Really Know What Time It Is?
3.Dialogue Part I & II
4.Old Days
5.Alive Again
6.Call On Me
7.IF You Leave Me Now
8.I've Been Searchin' So Long
9.Mongonucleosis
10.Hard Habit To Break
11.You're The Inspiration
12.Beginnings
13.I'm A Man
14.Street Player
15.Just You 'n' Me
16.Saturday In The Park
17.Hard To Say I'm Sorry ~ Get Away ~ Feelin' Stronger Everyday
-encore-
18.Free
19.25 Or 6 To 4

 今回の目玉は黒歴史扱いされていたアルバム「Chicago 13」からの「Street Player」でしょう。12インチ盤をベースにしたようなアレンジでしたが、この曲の時にはジェイソン・シェフが力を出し切るかのようなハイトーン・ヴォーカルを披露してくれました。

 ただ、選曲が全てアルバム「Chicago 17」までの曲というのが少々不満です。色々な事情で難しい部分はあるのでしょうが、何とかなる曲も少なからずあるはずですから。

 なお、個人的には風邪の方は何とかなる範囲だったのですが、膝の方が限界に来ていました。今もかなり痛みが残っています...。

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