音楽: 2012年1月アーカイブ
今日は割合近隣の成田市にて黒人演歌歌手ジェロのインストアライブが開催されるということで、観に行っていました。
この場所では割合頻繁にミニライブなどが行われるのですが、普段は身内や少数のファンの集まりということが多いのが実情です。しかし、さすがに知名度の高いジェロのライブということで、1階センターコートで実施されたイベントながら、見下ろせる位置の3階通路まで立ち見客がたくさん出るほどの賑わいとなっていましたね。
定刻時刻の直前まで、控え室代わりのテントの中にもジェロの姿は見えていなかったのですが、ステージ後ろを何気なく見ていると、店内を悠々と歩いてテントの中に入っていく姿が見え、無事定刻通りにイベント開始。
軽く挨拶を終えた後は、デビュー曲で紅白歌合戦出場曲ともなった「海雪」を早速披露。以前よりも歌の表情がより豊かになったように感じられましたし、声質のためかTVやCDではなかなかわからないものの声量も非常に豊かで素晴らしいパフォーマンスでした。
その後は司会のビクターミュージックの方とのトークを挟みつつ、「カバーズ」シリーズから「雪国」(吉幾三のカバー)、「ただ・・・涙」そして元日発売の新曲「夜明けの風」と、計4曲を披露しましたが、やはり巧いですね。どちらかというと生で聴いたときに真価を発揮するタイプの歌手だと感じました。
ここ最近紅白歌合戦は演歌枠削減の傾向で、マンネリ化した演歌歌手ばかりが選ばれていますが、ジェロのような若手の演歌歌手も大事にするべきではないかと感じました。顔ぶれだけでなく選曲までマンネリでは、演歌離れが進むのも当然ではないかと思いますからね。
相変わらずアメリカ国内の直販だけではありますが、シカゴの中心人物ロバート・ラムの新作ソロアルバムがリリースされました。
一応直販ページは海外発送対応の申し込みフォームとなっていましたので、発売の連絡が来た時点で申し込みをしておきました。到着は注文から約5日の11日ですので、思ったより時間がかからないものですね。ちなみに送料込みでかかった金額は1,500円少々。円高とはいえ個人で1枚取り寄せてこの金額というのが驚きです。
内容については全10曲ですが、うち1曲は通常版とリミックス版を収録していますので、実質的には9曲ということになります。前作「Bossa Project」はそのタイトル通り前編ボサ・ノヴァという異色作ですので、さらにその前となる「Subtlety & Passion」との比較では、プライベート作という側面が強く出ているようです。
「Subtlety & Passion」は新旧シカゴのメンバーがゲスト参加したほか、その他にも実力派のアーティストが多数参加して、新作を出せないバンドのジレンマをぶつけたような力作となっていましたが、今回は比較的少人数で制作されていて、シンプルかつ実験的な作風が増えています。シカゴからのゲストも、すっかり常連となったベースのジェイソン・シェフの他は、パーカッションで加入したドリュー・ヘスターのみです。
それでも基本的な曲調としては「Subtlety & Passion」を踏襲しているというべきでしょうか。タイトル曲の「living proof」などはシカゴ的な作風ですが、「Out Of The Blue」などはホーンアレンジとジェイソン・シェフによるバック・ヴォーカルこそシカゴ的なものの、それ以外のアレンジはむしろジョン・ヴァン・エプスの影響が色濃く出ている曲です。サウンドの幅という意味ではむしろより広がっているのかもしれません。
個人的なお気に入りは「I Confess」で、この曲などは「Subtlety & Passion」の「Somewhere Girl」に通じる軽快かつキャッチーな作風で、そこに今作ならではの一ひねりあるアレンジが加わることで独特の印象が残ります。昨年届けられたシカゴ2作品よりもずっと満足度の高い作品となっていて、日本でも普通に入手できるようになってくれることを願います。
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