スポーツ関連: 2012年5月アーカイブ
今日は秋葉原のパーツショップ、クレバリーの破産という話題がありましたが、個人的には予想していた事態であり、あまり驚きはありませんでした。店舗を2つ閉めた時点で「地域再開発のため」といっていましたが、実際には当面そのような動きはなく、跡地にそのまま他の店が出来ただけですからね。特にここ数ヶ月は現金化を急いでいるような動きも見せていましたし。
一時期は家電専門の通販ショップを手がけるなど、迷走していた感もありましたから、キャッシュフローの厳しいパーツショップとしては余力を使い果たしてしまっていたのでしょう。残念ではありますが、秋葉原のPCパーツショップは大手以外商売として成立しないということを示してしまったともいえ、PCパーツショップ全体の先行きには不安を感じざるを得ません。
さて本題ですが、ノーヒットノーラン自体は、今シーズンに入ってからも広島の前田健太が達成していますが、今回の杉内はあと僅かで完全試合を逃したという形でのノーヒット・ノーランでした。
私は他の試合の動向を時々眺めていた程度だったのですが、速報サイトその他で杉内が7回までパーフェクトという情報を得たため、慌ててBSの中継を見始めました。
既に試合は8回裏まで進んでいて、投げ合っていた楽天田中も8回まで被安打5、但し2ランホームランを浴びていたため2失点という状況であり、この時点で試合開始から1時間50分程度だったでしょうか。田中将大も故障明けの初登板であるということを考えれば、十分にいい内容の投球であったということが出来る内容で、試合の展開が異常なほど早かったのです。
9回も2アウトまでは簡単に取った杉内でしたが、この辺りは球場の雰囲気も異様なものになっていて、さすがに力が入っていたように見えました。楽天27人目の打者は代打中島でしたが、2ボール2ストライクまで順調にカウントは整えたものの、そこから明らかに力んで大きく外したボールを投げ、フルカウントからはコースを狙いすぎてフォアボール。大記録にあと1球まで迫りながら、結局達成はなりませんでした。
私自身はアンチ巨人ですし、杉内もホークス時代の印象もあり、それほど好きな選手ではないのですが、それでも大記録があと僅かなところで逃げていったことには素直に残念という印象を持ちました。
最近は統一球の影響などから、投高打低で野球がつまらないという意見が目立っていますが、引き締まった投手戦は大味な打撃戦よりもよほど面白いということを実感させてくれた、杉内の好投でした。
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