音楽: 2011年7月アーカイブ
現在もまだ放送中ですが、NHK-FMで一日ひたすらAORという特集番組が放送されました。いまのところこちらのページでプレイリストが参照できますが、次の放送に更新された時点で「これまでの放送」に移動されるはずです。
以前ゲーム音楽の特集が組まれた時点でも一度この番組を取り上げたことがありますが、とにかく放送内容に全く脈絡がないところが良いですね。全国で何人がこの番組を聴くのだろう、などと疑問を感じてはいけないという意思を感じます。
「これまでの放送」の内容をご覧いただけば判ると思いますが、今回の放送を聴いた人が次も聴こうと思う内容である事がまずありません。強いていえばアニソンとゲーム音楽が連続した辺りではないでしょうか。
#もっとも、ゲーム音楽は意外とバリエーションが乏しかった気がしますが。
この企画の最大の特徴は、その分野が好きな人にとっては至福のひととき、興味がない人や嫌いな人には聴き続けるのが苦痛という番組作りがされている点でしょう。聴取率という数字が重要な民放ではまずこのような姿勢で番組を作り事が出来ません。収入が法律で保証されているNHKならではの番組です。
今回のAOR特集は、AORに造詣の深いリスナー向けの選曲という印象を受けますね。聴けば何となく判る曲は多いのですが、自分できちんとCDやLPを持っている曲が思ったほど多くはありません。ただ、この番組のおかげで曲名やアーティスト名を確認できますので、あとで入手してみようというきっかけにはなってくれます。
昨年の公演は私も観に行った(昨年の感想はこちら)わけですが、今年も来日公演が行われることになりました。既に来日公演の特設サイトも公開されています。故意か偶然か判りませんが、日付まで昨年と全く同じ10月19日・20日で、会場も全く同じ東京国際フォーラム ホールAですね。
昨年は日程も資金も厳しい中何とか無理して観に行ったわけですが、今年はどうするか考えているところです。今のところ公開されている出演者が、
・フィリップ・ベイリー(アース・ウインド&ファイア)
・マイケル・ボルトン
・シャリース
・ラッセル・ワトソン
となっているのですが、確かに見てみたいメンバーではあるものの、14,500円(S席)を払えるかと考えるとなかなか難しいのです。現時点ではまだ追加メンバーがありそうなニュアンスを見せているので、ここがはっきりしてから考えれば良いのかもしれませんが、そうなるとS席でも良い席はなくなっている時期でしょうからね。
去年行っていなければ、シャリースの生歌を聴くだけでも十分価値を見いだせたのですが、おそらくカバー曲主体となるシャリースを何度も観に行くのもどうかと思いますし。フィリップ・ベイリーは是非見たいところではあるのですが。
これでもし追加メンバーがビル・チャンプリン(元シカゴ)と発表されたら、おそらくその時点で無理をしてでもチケットを買いに走るものと思いますけど...。
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