スポーツ関連: 2010年7月アーカイブ
一昨日に決勝戦が行われ、成田が20年ぶりの甲子園行きを決めました。
20年前は私が成田の付属中に通っていた時期で、学校の応援ツアーなどで私も甲子園に足を運びました。特に1回戦は開幕ゲームで、開会式にも集まるようにという学校の指示で、かなり朝早くから甲子園に入っていました。
その後は春のセンバツへの出場があったり、夏の大会でも県大会の決勝まで進んだりしたことはありましたが、結局20年も夏の大会への出場はありませんでした。
卒業してしばらくは県大会の球場に何回か足を運んだことはあったのですが、最近はすっかりご無沙汰です。
今回は20年ぶりの出場ではありますが、さすがに甲子園まで行こうという気にはなっていません。20年前でさえ昼間の甲子園は灼熱地獄でしたしね。多分今ならさらに暑さが厳しいでしょう。
#そもそも自分の家でも冷房無しでは熱中症になりかけましたしね。
今回はおとなしくTV観戦するつもりです。もっとも、仕事が入らなければですが。
日本代表が敗退してしまってからは何となく世間の注目度も下火になってしまっていたサッカー・ワールドカップ2010南アフリカ大会ですが、決勝のカードが決まりました。
その組み合わせはオランダ-スペインとなったわけですが、私では全く予想できない組み合わせでした。まず、オランダに関してはもともと攻撃力では全出場チーム中最高レベルだと思っていました。ただ、DFの連携はかなり雑で、予選ラウンドからその隙を突かれてピンチを招くシーンが少なからず見られましたので、ベスト8辺りで足下をすくわれて負けるような気がしていたのです。準決勝でも2失点している辺り、まだこの弱点を克服できたわけではないようですが、それ以上の得点力で何とか勝ち進んできたという印象です。強いて言えば、日本戦で欠場していたロッベンが復帰したことで、スナイデルやカイトなど、圧倒的な運動量を持つ選手で攻撃を構成できていることが大きな強みになってきたという面はあります。サッカーはやはり走らなければ成立しませんからね。
そしてもう一方のスペインですが、私はこのブロックでの最強チームはドイツだと思っていました。実際に、中盤の王様バラックを欠いたことで、むしろ組織力が高まり、若いポドルスキーやエジル、ミュラーらがのびのびとプレーしている印象が強く、そこにベテランFWのクローゼが相変わらず抜群の得点感覚で絡んでくるというチーム構成にも不安要素が見当たりませんでした。準決勝で対戦したスペインは、これまでの試合では自慢の攻撃力が不発で、むしろGKカシージャスを中心に守りで凌いできたチームに見えました。ところが実際にこの両者が対戦すると、ドイツの圧倒的だった組織力が、スペインの攻撃力に押されて攻撃にまでたどり着けない状況になってしまいました。スコアは1-0でしたが、自分たちのペースに持ち込むことが最後まで出来なかったドイツの完敗と言えるのかもしれません。
注目の決勝ですが、私ではとてもどちらが勝つか予想がつきません。これまでの印象ではオランダ優勢と言いたいのですが、ドイツの攻撃陣がスペインに完封されることなど全く予想ができませんでしたからね。ただ、どちらが勝っても初優勝となるある意味フレッシュな決勝ですから、楽しみに待つだけです。
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