PC・PDA関連: 2013年4月アーカイブ

 最近Windows XPの寿命が残り1年となった辺りから、対策はどうしているのかという話題があちこちで見られます。

 私の場合、主力のノートPCはほぼ全てWindows7となっていますが、MacBookのWindows領域はWindows XPのままですし、デスクトップに至ってはまだWindows XPの方が主流といえるほどです。実際に今使っているメインPCでもWindows XPが立ち上がっていますので。

 これは何もWindows7が使えないとか、新しいOSに対してネガティブな印象を抱いているからというわけではありません。私のPCのこだわりどころがオーディオ関連である事が問題なのです。

 メインで使われるCardDeluxeや、echo digital audio LAYLA 24/96、M-AUDIO DELTA 1010辺りは64bit版に至るまできちんとドライバーのサポートがあるので問題ありませんが、それ以外の使用頻度の高いオーディオインターフェースである、emagic製品(emi 2|6、emi 6|2m、Audiowerk2、Audiowerk8)やLynx One辺りはWindows XP 32bitまででしか動かない製品なのです。特にemagicのUSB接続モデルはヘッドフォンアンプを兼ねているため、なかなか手放せません。

 もっとも、emagicのUSB接続モデルは厳密に言えばWindows7 64bitで全く使えないというわけではありません。一度Windows XP 32bit等でサウンドデバイスとしてPCに認識させた後であれば、Windows7上でも標準USBオーディオドライバーで動作しますので。ただ、Windows XP等の環境がなければ使えないということに変わりはありません。

 このような理由があるので、オーディオ用PCやメインPCなど、オーディオインターフェースを多数切り替えて使うような環境では、未だにWindows XPは手放せないのです。これがソフトウェアの互換性だけが問題であるなら、Windows7のXPモードで十分対応できますけどね。

 メインPCは当面Windows XP/7のデュアルブートを維持して、常用する比率を徐々にWindows7側にシフトしていけば良いだけなのですが、オーディオ専用PCのOSに付いては少々悩んでいるわけです。ネットワークから切り離すという手もあるのですが、ネットワーク経由でメディアファイルを読んでいることを考えるとそれも難しいところです。ただ、恐らくサポート打ち切り後もWindows XP環境はある程度残さざるを得ないかとは思っています。

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