PC・PDA関連: 2010年12月アーカイブ

 当初二日間に分けて書こうと思っていた内容ですが、前回書いた通りの事情やそれほどの量にもならないであろうという予想もあり、本日付でまとめて総括を行おうと思います。

・PC関連

 ついLGA1366対応のマザーボード(GA-EX58-UD4)を買ってしまったことが発端となり、予定よりもかなり早くメインPCの入れ替えを行うことになりました。前メインのPhenomII X4 965BE+nForce 780a SLIというプラットフォームでも特に力不足とは思わないのですが、動画エンコードなどではさすがに新メインよりはかなり見劣りしましたからね。

 今年はそれ以外にそれほど購入品などは多くありませんでした。PCそのものをいじっている時間もあまりなくなり、一定レベルのパフォーマンスで安定動作してくれていれば良いという発想になりつつあること、金銭的な余裕のなさがその理由となっています。ノートPCに至っては数年ぶりの購入ゼロとなるかと思っていたのですが、ジャンク購入(のち保証修理で復活)のVAIO VGN-CS91Sでそれは回避されてしまいました。良かったのか悪かったのか...。

 またPDA関連はほとんど動きが無く、唯一スマートフォンの端くれであるXPERIAを新規購入した程度でしょうか。相変わらず外出のお供はCLIE PEG-NX80Vです。そろそろCLIEの保守も打ち切りが近づいていることを考えると、もう1台予備を買っておいた方が良いのかもしれません。

・音楽関連

 今年はシカゴ、デイビッド・フォスター&フレンズの2組に実際に足を運びました。チケット代は確かに痛かったのですが、見る価値は十分にあったと思います。また中古・リサイクル店などでレコードの取り扱いを打ち切る店が増えつつあり、その最後の処分に遭遇してレコードを買うことが多い一年でもありました。反面、CDの新作はほとんど買っていません。新作でもっとも最近買ったのが、「放課後ティータイムII」でしたからね...。(しかも楽天のポイントでもらったというのが正確)

・その他

 仕事に関しては景気の悪さは昨年と同様でした。ただ、それほどの規模ではなかったもののシステム開発が入った関係で、個人的な収入に関しては若干上向きです。それでもまだまだ厳しい状況であり、辛うじて年を越せたという程度でしかありませんが...。周囲の同業者や地元の経済状態はむしろ昨年より悪化している印象すらあります。

 今までほぼペーパードライバーだったのですが、実家の車をクレスタ→プログレに入れ替えて以降、自分の都合で車を使えるようになったため、急激に運転をする機会が増えた一年でもあります。その分、車の維持費で増えた収入の大部分が消えた訳ですが。

 とにかく来年に向けては収入水準を何とか上げることが第一目標でしょうね。そこが達成されないとそれ以上を考える段階にまで到達しませんので。

 それでは、きわめて私的な当ブログを今年もご覧いただきありがとうございました。来年も当分の間不定期更新とする予定ですが、引き続きお読みいただければ幸いです。

 emagicがAppleに買収された後は、emagicの音楽製作用ソフトウェアであるLogicだけが生き残り、ハードウェア製品については既存のドライバーの、最終版だけがダウンロード提供され続けていました。

 ところがメインPCを入れ替えた際に、ファイルサーバー内を探してもUSBオーディオインターフェースa2|6やa6|2m(旧名称emi2|6・emi6|2m)のドライバーが見つからなかったため、いつも通りemagic公式サイト跡地(ここでApple内に用意されたemagicドライバーのダウンロードサイトへリダイレクトされていました)に行って探そうとしたところ、今までとは違うページに飛ばされてしまい、Logicシリーズ以外のアップデーターが全く掲載されていないのです。

 仕方なくUSBメモリーや外したHDD内も探した結果何とか見つけられ、事なきを得たのですが、Web上にはもう残っていないのか確認しておこうと思い、いろいろ調べてみました。

 海外の有償ドライバー提供サイトなどという怪しいものを除くと、Webページ上で提供されているものはもはや見つかりません。ただ、インターネットアーカイブを調べていると旧emagicのサポートページにヒントがありました。

 emagic製USBオーディオインターフェースやMIDIインターフェースについては、AppleのFTPサイト内に最後に公開されていたファイルがまだ残っています。アドレスはこちら。

 ftp://ftp.apple.com/emagic/

 ただ、ここを見ても唯一PCI接続オーディオインターフェースのAudiowerk2/Audiowerk8の、Windows用ドライバーだけが見つかりません。これについては手持ちのファイルを大事に保存しておくしかないようですね...。

 12月15日付で自動更新が適用された、Internet Explorer 8用セキュリティ更新(KB2416400)をインストールすると、文字コードがISO-2022-JPで記述されたWebサイトが文字化けした状態で表示されるようです。

 実は今日になって特定のサイトを開くを開くと必ず文字化けしてしまい、かつエンコードを変更してもそれが解消されないという症状が現れていました。そもそも、エンコードのリストの中にJIS(ISO-2022-JP)が存在しなくなってしまったため、直しようがないわけです。

 ちなみに当ブログはUnicode(UTF-8)ですし、その他のjivesnet.homeip.netおよびjive.pekori.to内のコンテンツについてはいずれもShift-JISで記述していますので、私が設置しているコンテンツに関しては特に問題は発生していないはずです。

 ちなみにISO-2022-JPのサイトで文字化けしてしまう場合、現状では同じサイトをF5押下またはリロードボタンのクリックで、表示内容の更新を行ってやれば解消します。ただ、現状でまだKB2416400がインストールされていないようであれば、更新の適用を見送ってやった方が無難でしょうね。

 昨日書いたSeagateのRMA対応もかなりの早さだったと思うのですが、より驚いたのがVAIOの液晶パネル交換でした。

 以前書いた通り、液晶パネル不具合のVAIO typeCS VGN-CS91Sを入手していたのですが、急を要するほど深刻な状態でもなく、内蔵のFelicaリーダーをたまに使うなどしていたので、先週の9日になってようやく修理依頼をかけたのです。

 9日の午後に電話して、PCの引き取りは翌日の10日15:00~18:00と指定し、15時過ぎに実際に自宅から集荷されていきました。修理拠点は同じ千葉県内ですから、本体は翌日11日に拠点に到着となったはずです。

 そして12日に所用で外出していて、15時頃帰宅するとすでに荷物の不在票が入っていて、発送元がソニーとなっていたのです。

 計算上11日にPCが修理拠点に到着してその場で素早く修理して、当日中に出荷されていなければ12日には私の手元には到着しません。今までそれほど多くのPCを修理に出したわけではありません(修理に出せないジャンク上がりや自作が多いため)が、これ程のスピードはさすがに見たことはありません。

 実際に修理作業を行っている拠点は仕事でたまに出入りしている場所ですから、このVGN-CS91Sの状態を見せたことはあります。そのときに実際に以前VAIOの修理を担当していた方に伺った話では、作業そのものは慣れているスタッフであれば15分ぐらいあれば終わるということでした。そう考えると確かに不可能ではないかもしれませんが...。

 先日書いた通り、Seagate製SATA接続HDD、Barracuda 7200.11 ST31000333ASが約2年で故障してしまい、急いで内容をBarracuda 7200.12 ST31000528ASに移設して何とか対処しました。

 念のため、取り外したST31000333ASの保証有無について、Seagateの保証期間判定ページで調べてみたところ、保証期間内となっていました。

 そこでどうせ急ぐ必要もないので、SeagateのRMA窓口に送ってみたらどう対応されるかを確認してみようと思い、RMAで返送してみました。

 まず、こちらが故障したST31000333AS。

seagate_before.JPG

 この写真は、12月8日に発送する直前に撮影したものです。Seagateの場合は千葉県白井市に送付先が用意されているのはありがたいですね。WesternDigitalの場合は、代理店を経由させない場合には直接シンガポールに送るしかありませんから...。

 どのぐらいの日数がかかるのか全く想像がつかなかったのですが、昨日(12月12日)に早くも代替品が送られてきました。白井の到着日は12月9日ですから、実質3日で代替品が届いたことになります。

seagate_after.JPG

 同じST31000333ASですが、元々はタイ生産のものだったのが中国生産品に変わっています。

 元の品との違いは生産国以外にも、

・ラベルが緑縁取りのリペア品専用
・ファームウェアがSD15→CC1F

 という点があります。ファームウェアはSDxx系でなくなりましたので、その分は安心感がわずかながら増したのかもしれません。

 というわけで、予想以上に素早い対応で驚きました。実はこの日には、それ以上の素早さに驚いたものがあったのですが、それはまた次の機会に書きます。

 まだ完全に環境を構築できたわけではないのですが、今日からメインPCを交代させました。元エンコード専用だったCore i7-950搭載PCを強化して、既存のPCから可能な限りソフトウェア環境を引き継いだというものです。最終的にこの構成でほぼ確定しました。

・CPU:Intel Core 7-950 (LGA1366 3.06GHz)
・M/B:GIGABYTE GA-EX58-UD4
・RAM:9GB DDR3-1333 (2GBx3+1GBx3)
・VGA:eVGA GeForce GTX 460 1GB (OverClock)
・HDD:WesternDigital WD3000GLFS+Seagate ST31500341AS+WesternDigital WD20EARS+HGST HDS722020ALA330
・OpticalDrive:LG GGW-H20N+Pioneer DVR-112D+Plextor PX-751A
・H/A:ASUS U3S6 (USB3.0+SATA 6Gbps)
・Sound:D.A.L CardDeluxe CDX-01+eMagic a6|2m
・PSU:TAO TAO-750P7
・Case:Antec Solo
・TV Tuner:BUFFALO DT-H50/PCIE

 あとはFDDを搭載すれば装備については完成です。ただ、これまでの環境はPentium4時代から引き継いできたものが多く、今回もレジストリやユーザーデータの多くは引き継いでいるのですが、再現にはかなり手こずっています。

 今回のPCではこれまで常に私のPCに存在していた、SCSI H/Aがついになくなりました。元々最近はフィルムスキャナーとMO専用の端子となっていましたので、フィルムで撮影する機会がほとんどなくなり、またiCONNECT接続のMOも手元にあるということで、敢えて導入する意義がなくなったということです。本当はM/BにASUSのP6T Deluxeを使って、起動ドライブをSASにできればと思っていたのですが...。

 先代のメインPCであるPhenom II X4 965 BlackEdition+ASUS Crosshair II Formulaの組み合わせも悪くはなかったのですが、エンコードを自分のPCで頻繁にするようになると、やはりもう一声の早さがほしくなってしまうんですよね。そのためにエンコード用のPCを用意したのですが、そのPCで通常の操作をするとやはり今まで以上に快適になるわけで...。

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