PC・PDA関連: 2011年10月アーカイブ

 本日の買い物は、日立グローバルストレージテクノロジーズ製SATA対応1TB HDD、0S02601です。通常新品で、価格は4,482円でした。

 皆様ご存じかと思いますが、タイの大洪水によるHDD生産拠点への影響から、ここ数日HDDの販売価格が急上昇を続けています。

 先週その動きを見据えて3TBのWD30EZRXは購入しておいたわけですが、仕事の都合で必要になる可能性もあるということに気付き、一応予備在庫を持っておこうと思い購入してきたわけです。

 既に値動きに敏感なPC専門店は値上げがかなり進んでしまっている状況ですので、敢えてPCパーツも多少扱っている程度という家電量販店に購入に行ったのです。すると一部在庫分は値上げの影響が出始めている価格も見られたのですが、以前からの在庫分は全く値上げされることなくそのまま残っていたのです。

 それどころか現在お得意様向けの感謝セールという名目で、店内の品ほぼ全てが10%OFFになるというセールが開催されていた結果、普段は4,980円で売られていたこの製品も4,482円となったわけです。

 ちなみにこの製品を入手した後、ドスパラ千葉店にも行ってみたのですが、HDDの価格はすさまじいレベルとなっていて、ほぼ全ての製品が1万円を超えているという状況です。この製品についても、同等製品のバルク品で14,800円だそうですから。SSD等の価格は順調に下落方向のままですから、意外な形でHDDとSSDの価格差が大きく縮まってきたことになります。

 噂レベルの話ではあるのですが、洪水からの生産体制の復旧には少なくとも1~3ヶ月を要すると言われており、流通が以前の状態に戻るには半年程度かかるという見方もあります。当分HDDが新たに必要となる用事は無いはずですが、既存の予備部品を一度きちんと整理しておく必要はあるかもしれません。

 昨日の買い物となりますが、ようやくファイルサーバー用のHDDを入れ替えることが出来ました。WesternDigital製SATA(6Gbps)対応3TB HDD、CaviarGreen WD30EZRXです。開封新品で、価格は8,982円でした。

 ほんの少し前までは3TBで8千円台というのはごく普通の価格だったのですが、タイの洪水の影響によりHGSTとWesternDigitalのHDDは価格が急騰してしまい、かつ在庫量も売れ筋を中心にかなり乏しくなってきているという状況だそうです。直接的な影響をさほど受けていないはずのSeagate製品まである程度価格は上昇傾向ですし。友人からの情報では、秋葉原の各PCパーツ販売店ではほぼ全ての店でWD30EZRXの場合で1万円台まで上昇しているそうです。

 もともとファイルサーバーのHDDが手狭になっていたことから、3TB HDDの導入は先月辺りから検討していたのです。ただ、何となくタイミングを逃しているうちにこのような状況になってしまい、昨日は空いた時間を利用して隣町の某パーツショップに在庫の有無を見に行ったのです。

 品薄は千葉の片田舎までは波及していないのか、そのショップでは拍子抜けするほどいつも通りの状態でした。3TBもHGST、WesternDigital両方の在庫があり、値段も先月見た時点とほぼ変わっていないどころか、WD30EZRXに至ってはオータムセールと称して以前よりやや値下げされていたほどです。表示価格は9,980円となっていましたので、現時点の秋葉原よりやや安いというレベルでしたから、早速購入することに。

 そこで在庫を取り出した店員の方が、値札が付いていた在庫分を取り出して、「こちらなら開封済みでさらに10%引けますよ」と提案してくれまして、9,980円の10%引き=8,982円での購入となったわけです。

 導入したのはWindows Server 2003 SP2のファイルサーバーです。ただ、HDDが2台しか搭載できない(Mini-ITXなので仕方ない)PCですので、仕方なくメインPCのeSATAに接続してWindows7でパーティション作成とファイルコピーをしました。既存のHDDからのファイルコピーはLAN経由です。今時eSATA+Gigabit Ethernetだと調子が良ければ転送速度は最大80MB/sぐらい出るんですね。昔のUltra 2 Wide SCSI同士のコピーよりも速いぐらいです。

 ちなみにWindows Server 2003はWindows XPベースのOSではあるのですが、SP1以降のバージョンであれば32bit版でも2TBオーバーのHDDが使えます。Windows7でGPTパーティションを作成した場合、接続後にディスクの管理からドライブレターを割り当ててやれば、問題なくそのまま認識してくれました。

 既に検定ブームなど終わっていたと思ったのですが、また新しい検定が出来るそうです。題して「パソコン自作力検定」だとか。既に公式サイトも出来ています。

 案内によると「検定は四者択一のマークシート方式(100問)で、PCパーツの機能や特徴といった知識など、PC自作に関する事柄の全般が出題される」とのことで、練習問題も5問ほど用意されています。練習問題はこちら

 私も既にハードウェアの情報もきちんと追えていないような現役引退組ではありますが、さすがにこの程度のレベルであれば悩まず解けますね。もう少し新しく深い知識を出されたらお手上げでしょうけど。Pentium4のプロセスの問題は一瞬考えましたが、最後のPentium4であるCederMillが65nmだったという記憶はありましたので、そこから逆算して

・Prescott:90nm
・Northwood:0.13μm
・Willamette:0.18μm

という導き方は可能ですからね。さすがにプロセスの進化をある程度記憶していないとどうしようもありませんが...。

 さて、この試験はeArena主催で、検定料は2,500円とのこと。冷やかしで受けても良いのですが、そのために時間を取って交通費込みで5,000円近くを捨てられるかというところですね。持っていて役立つ資格とはいえないでしょうしね。

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