PC・PDA関連: 2008年5月アーカイブ

 32bit版のWindowsでは4GB以下のメモリ領域しか扱えないというのは周知の事実ですが、先日Inpress Watchなどでも紹介されていたように、OS管理外のメモリ領域をRAM DISKとして使うという手段が注目され始めています。

 この試みある意味極めつけともいえるのが、T-ZONE PC DIY SHOPでデモ中の16GBのメモリを搭載して12GBのRAM DISKを作るというものです。記事はこちら

 1枚4GBのモジュールが一般的には手に入らないため、簡単に真似できるものではありませんが、ファイルの読み書きが頻繁に起こる作業のテンポラリ領域にでも使えば想像を絶するほど快適な環境ではないかという気がしますね。

 今回のメインPCでは、さすがにドライブ類は全てPATA/SATAで統一しようと思っていたのですが、手持ちに一つだけATA版が存在しないドライブが存在しました。それは1.3GB以上のメディアに対応したMOです。MOはPC-9821Rv20にも繋がっていますから、そこから読み出すという手段もありますが、出来ればMCE3130SSを内蔵しておきたいと思っていました。また、手持ちで唯一のフィルムスキャナ、Nikon LS-1000もSCSI専用です。USB-SCSI変換アダプタを使おうかとも考えたのですが、PC-98がメイン機だった時代に買い漁ったSCSI H/Aが沢山あるわけですから、まずこれを活用しようと。

 ところが、M2N32-SLI Deluxe+Windows XP SP3では、どういう訳かSCSI H/Aがどれも正常に動作しないのです。試したのは以下の製品です。

・Adaptec AHA-2930U2
・I-O DATA SC-UPCI(ボードリビジョン3)
・I-O DATA SC-UPCI-B(ボードリビジョン5)
・玄人志向 CHANPON3-PCI
・Adaptec AHA-2940U2W

コネクタにNarrow SCSI 50Pが用意されていない製品は意味がないので試していませんが、CHANPON3以外の製品は定番的なもので、これでダメだと対処しようがないというものです。他に用意していたのはTekram DC-390U3W(LSI Logic 53C1010)程度でした。最近はIntelチップセットでもSCSI H/Aが動作しないM/Bがありますので、SCSI H/Aを諦めるしかないかと思っていたのですが、保管庫から見慣れないH/Aが出てきたので、ダメ元で装着したところ、なんとこれが正常動作。そのボードとはAdvansys ABP-940UAでした。これが動作するということは、ひょっとするとBUFFALOのIFC-USPでも動作するのかもしれません。

 なお、動作しないという具体的内容ですが、大抵の場合はBoot BIOSは起動しデバイスも認識するが、Windows上でのドライバ組み込みがエラーとなるというものです。Intel P965などではそもそも認識すらしないという症状が見られるそうですから、原因は全く違うのかもしれません。

 先週から店頭に並び始めましたね。PIXELAの地デジ/BSデジタル/110度CSの三波対応モデルも発売され、あらかじめ予告されていた機種は概ね出そろったようです。

 かつてUSB接続のワンセグチューナーはかなりの人気を博しましたので、今回の地デジチューナーもある程度の人気商品となるように思ったのですが、出足は意外なほど低調なようです。DVDやBDへのムーブ機能の有無という問題もさることながら、ダビング10の見通しが未だにはっきりしないことも影響しているのかもしれませんが…。

 秋葉原での様子はこちらに記載がありますが、「中古買い取りでは、B-CASカードの買い取りができないため、B-CASカードを除いて買い取りすることになる」という問題もあることから、どちらかというと中古市場に流れたときの方が面白そうにも思います。もっとも、そう考えるとDVDレコーダーやTVなどでB-CASカード付属という中古品が売られている理由がよくわからないのですが…。

 私がMSDNの会員だったころは期間限定の評価版しか用意されていなくてほとんど役に立たないサービスだったTechNetですが、いつの間にか提供されるソフトの利用期間が無制限になっていたんですね。しかも、メディア送付サービス無しのTechNet Plusであれば新規入会でも39,000円となかなかお手頃です。

 個人的には当分Windows Vistaへの移行を考えていないのですが、顧客によっては既にVista環境を大量導入している場合もあり、検証用に市販のVistaを1本買うか、もう一度MSDNに入会するかと考えていました。ただ、以前と比べるとMSDNの最低価格がずいぶん上がっていて、導入への敷居が高くなっていますので、大口の仕事をこなしてからでないと難しいかと諦めていたのですが、この程度であればちょっとした収入程度でまかなえますから考えてみようかと。

#MSDNに入会するのなら、できれば開発ツールも欲しいところなのでProfessional
#以上のサブスクリプションとなりますから、どう頑張っても6桁価格なのです…。

 無謀にもメインPCにまず最初に当ててみました。もっとも、メイン機の環境は導入して日が浅く、まだ元通りに直しやすいということが理由なのですが…。

 最初の状態では、ファイルの解凍などでエラーが出てそもそもService Pack3の導入自体が不可能でしたが、nForce 590 SLIのIDE/SATAドライバを外しWindows標準のものを使ったところあっさりと導入は完了しました。nForce用ドライバは確かに速度は出るのですが、安定性にはかなり難があるような気がします。

 Service Pack3の適用後、普段使うアプリケーション等を動かしてみましたが、特に問題らしい部分は見つかりませんでした。それで安心していたのですが、今日になって意外な部分に障害が発生していることがわかりました。

 その障害とは、CD革命Virtual 8.5(アーク情報システム)です。仮想CDは問題なく動いているように見えたのですが、仮想CDとして設定したドライブの挙動が物理ドライブと全く同等になってしまい、仮想イメージの入れ替えができなくなっていたのです。また、仮想ドライブの再設定(増減やドライブレター変更)も一切できません。普段起動するゲームのキーディスクを入れっぱなしにしておいたのでさほど問題ではなかったのは事実ですが、今後イメージを入れ替えたくなる可能性はありますので考えられる対策を色々してみました。

 現在のところ、仮想ドライブのドライブレター変更以外は問題なく動作するようになりました。手順はかなり微妙な部分もありますので省きますが、ドライブレター変更も管理ツールのディスクの管理で設定すれば何とかなりますので、取りあえずこのまま使おうかと。

 昨日マイクロソフトから提供が開始された、Windows XP用のメイリオフォントを導入してみました。ダウンロードされる方はこちらから。

meirio.jpg

とりあえず利用頻度から言えば2番目となるブラウザ、Mozilla Firefox 2.0のフォントをメイリオに設定し、このブログを表示してみた結果が上の画像です。

 液晶でPCを使っている分にはメイリオは見やすいのですが、私の場合は常用環境がCRTですから、それほど見やすさに変化はないというのが本音ですね。

 以前から何度も書いている通り、私は頑固なCRT愛好者なのですが、さすがに現在使っているNEC MultiSync 17 Pro PC-KM174は既に10年以上メインで使っていてかなり劣化が目立つようになってきました。

 次の入れ替え候補としては、さすがにCRTというのは非現実的ですから、やむなく液晶を検討しています。ちょうど山銀さんも検討されているようなのですが、私の方はある程度条件は既に決まっています。

・解像度はWSXGA+程度
・つまりサイズは20または22インチ
・PC-98接続を考え、DVI-D2系統という機種は不可
・画質にはさほど期待しないが、店頭で見て露骨にダメそうなのは却下

 作業用としては24インチ以上のWUXGAという機種に魅力を感じるのですが、設置スペースの都合もありますのでおそらく上限は22インチとなるでしょう。そもそも開発の際にあまりにも解像度が広すぎると、ユーザー利用環境とのギャップが大きくなりすぎて感覚がつかめませんし。とは言っても、さすがに今更SXGA辺りは考えたくないですから、WSXGA+辺りが落としどころかな、と。

#ちなみに現在のPC-KM174では1280x960という解像度を使っています。

 画質については現在のPC-KM174もそれほど優れているわけではありませんが、店頭で見てこれはひどいと思ってしまった機種もいくつかあり、そのような機種は避けたいと思います。懐が寂しいので、高級品を買えるわけではありませんが…。

 もっとも、PC-KM174が劣化したとはいえ、現時点ではまだ無事に使えていますから、それほど急ぐわけでもありませんので価格とスペック等のバランスで気に入ったものが出てくるのをのんびりと待つことになりそうです。

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