2012年8月アーカイブ

 というわけで、いきなりですがiPhone 4Sを買ってきました。ソフトバンク版のMNP一括払いで、価格は6,800円でした。

 auで買えばMNP一括でもキャッシュバックがもらえる販売店すらあるらしいのですが、ソフトバンクでは抱き合わせ無しではMNP一括無料すらまだ出ていませんでした。

 一応販売時のオプション加入(WホワイトやiPhone基本パック等)はあるのですが、特に期間の縛りなどはないとのことでしたので、通話に使わない端末ということでWホワイト辺りは早々に解約してしまう予定で、昨日書いた月額に、あんしん保証パック(i) の498円/月を加えた金額で運用する方針です。

 使ってみると、仕上がりが粗雑に感じられてしまうAndroidと比べると、Appleらしくディテールにこだわっていることがわかる辺りは好印象です。ただ、Appleが用意した環境の枠内で使っていれば快適だが、それ以上のことを考えると途端に不都合が多くある辺りは、いかにもAppleらしいといえます。

 それでもMbps単位の速度が出る端末で、パケット定額フラットプランを組み合わせた状態で月額3千円少々で維持できるのであれば、まずまずコストパフォーマンスは高いのではないかと思います。auのiPhoneではスマートバリューなどを組み合わせてもこの水準まで下げるのは困難です(そもそも固定回線をauひかりにする気もありません)し、ソフトバンクの他のスマートフォンではパケット定額はもっと高くなりますし、パケット定額を安くするという理由だけでiPhoneが第一候補となってしまうというのも妙な話です。

 もうじきiPhone 5(仮称)が発表となるといわれていますが、それを裏付けるかのように現行モデルのiPhone 4sが値下がりしつつありますね。

 色々と不満はあり、自宅でまともに使えるかはわからないながらも、個人的に興味があるのはやはりソフトバンク版のiPhone 4sの方です。

 auの方のいろいろな機能制限だけならまだ我慢できるのですが、やはりパケット定額の金額が結構違うという点が大きいです。個人的に携帯電話ごときにそれほどのコストをかけたくはないので...。

 ソフトバンクのiPhone 4s 16GBモデルを購入すると仮定すると、私は原則的に割賦販売を利用しないため、丁度今月縛りが切れているドコモ回線からのMNPで一括購入という形となります。ここをいかに安くするかというのが問題ではありますが、ここを無視すると、月額の内訳は、

<最初の1年間>

・ホワイトプラン(i) 0円
・S!ベーシックパック(i)  315円
・パケットし放題フラット 4,410円
・月々割 -1,920円
--------------
 合計 2,805円

<次の1年間>

・ホワイトプラン(i) 980円
・S!ベーシックパック(i)  315円
・パケットし放題フラット 4,410円
・月々割 -1,920円
--------------
 合計 3,785円

となり、それほど費用負担を増やすことなくパケット使い放題のiPhoneを維持できることになるのです。丁度いろいろな意味でAndroidに嫌気が差してきている部分がありますので、Appleに流れるのも悪くはないかな、と思っているわけで...。

 今月中に現在のドコモ回線をつぶすかMNPするかという結論を出さなければいけませんので、色々考えてみようと思います。

 本日の買い物は、SONY製ポータブルナビゲーションシステム、NV-U77VTです。通常新品で、価格は32,700円でした。

 SONYのナビといえば、先日報道があった通り、既に今年限りでの事業撤退が決定していますので、現行のラインナップはシリーズ最後の製品群ということになってしまいます。地図の更新も今年中に一度行われることは決定していますが、恐らくそれ以上の更新はないのではないかと思います。

 それでも敢えてSONY製品を選んだ理由は、この製品はPNDとしては極めて珍しい、光ビーコン・電波ビーコン・FM VICSの全てに対応できる本体であるためです。厳密には、NV-U77VTにはFM VICSが同梱されていてVICSビーコンユニット(電波・光対応)は別売のオプションなのですが、このVICSビーコンユニットはこれまで使い続けてきたNV-U1で使っていたものをそのまま流用できるのです。これが姉妹機となるNV-U77Vでは、FM VICSには対応できませんし、VICSビーコンユニットの取り付けにも別売の変換アダプタが必要となるため、数千円の差額であれば文句なしにNV-U77VTの方を選んでしまった方が良いレベルの差となるのです。

 購入直後から早速NV-U1と差し替えてみたのですが、とにかくGPSの測位もルート検索速度も、圧倒的といえるほどに速くなっています。NV-U1では表示なども追いつかなくなる場合がたまに見られたのですが、この製品の速度であれば心配はなさそうです。

 地図データが現行モデルとは思えないほど古いという弱点はあるものの、VICSにここまできちんと対応したPNDは他社にはまず存在していないため、今期限りでの事業撤退というのはあまりに惜しい気がします。

 実はここ数日、数年間慢性的に痛みが出ていた右膝の状態が悪化して、今までは立ち上がるときや階段の昇降など、体重が膝にかかる場合に痛みが出るだけ(ただし割合激痛)だったのが、椅子に座ったり寝ていたりしても痛みが発生するようになってきました。

 先日その件で整形外科を受診してみたのですが、レントゲン撮影では異常がないため、原因の特定は現時点では無理という回答でした。ただ、症状から恐らく軟骨の損傷などがあるのではないかということから、MRIによる検査と専門医の受診の手配はされ、明日受診してくることになります。

 もともと膝の痛みは10年以上も前から起こり始めていたものです。自分でも原因ははっきりと判らないのですが、昔2m以上の高さから飛び降りた際に、下が土だと思っていた場所に大きな石が埋まっていたということがあり、このときの衝撃が発端となっていたのかもしれないと思うことはあります。

 痛みが出るといっても駅の階段を全力近いスピードで走っている場合など、限られたシチュエーションでしか起きていなかったこともあり、そのまま数年にわたって放置していたのはまずかったかもしれません。先日は車の運転中に悪化して、アクセルはともかくブレーキを踏むだけでかなりの痛みが発生してしまい、かなり神経を使いながら運転する羽目になったこともあり、真剣に治療した方が良いかと思うようになりました。

 とにかく明日の検査と診察で、とりあえず原因が究明されることを祈るばかりです。原因がわかっても、治すのはまた一苦労かもしれませんけど。

 3日ほど前の買い物です。I-O DATA製USB2.0接続320GBポータブルHDD、HDPC-U320EKを買ってきました。新品で、価格は2,980円でした。

 特別に必要ということはなかったのですが、同容量のバルクHDDと比べても明らかに安かったこと、HDDは予備を持っていても困らないことからとりあえず買っておきました。

 この製品は初期状態でFAT32でフォーマットされていますが、単独で4GB超のファイルを持ち運ぶ可能性もあることからNTFSでフォーマットし直しています。今時MacOSでもNTFSを認識できますし、古いPCに接続するという前提さえなければNTFSで汎用性に困ることもなくなっていますからね。

 ただ、最近になってUSB3.0やeSATAを使う機会が増えてきたこともあり、USB2.0で大きいファイルの転送を行うととにかく遅く感じられます。以前なら30MB/s以上出ていれば何も不満を感じることはなかったのですが...。

#H77のM/BでeSATAを使えば、軽々と120MB/s以上をたたき出しますので。

 先週土曜の買い物です。CFD販売発売の2.5" SATA SSD 256GB、CSSD-S6TM256NMPQを入手してきました。新品で、価格は13,800円でした。

 秋葉原に来るまで出向いた際によくある、「1万円少々のお買い得品の購入」のためのものです。特定の販売店で1万円以上買うことで、駐車場の料金が1,000円分助かりますので。

 CFDの型番ではわかりにくいのですが、PlextorブランドでPX-256M2Pという型番で発売されていた製品と同じもので、製造はPLDS(Philips-Liteon Data Storage)となっています。

 既に発売から1年近く経過していて、やや旧世代の製品ではありますが、性能では今でも比較的高速といえる部類の水準は保っています。公称スペックでは現在私がメインPCで使用中の、Crucial m4 CT256M4SSD2を上回っていますので。

 実は当初はPlextorのPX-256M5Sを買おうと考えていました。8月3日までではありましたが、これが1万5千円台で購入できていましたからね。ただ、すぐにSSDを買う必然性が無かったことなどもあり、買い逃してしまっていましたので、より安いCSSD-S6TM256NMPQであれば勢いで買ってしまえるというものです。

 ただ、問題となるのはどのPCで使うかです。メインPCのSSDを差し替えるほどの性能差であるとも思えませんし、次に使用頻度が高いVAIO SE VPCSE1AJではSATAポートが3Gbpsまでに制限されてしまい、このSSDが本領発揮するのは困難なのです。

 SATA3.0対応製品は勿論何台かは持っているのですが、今度はPCとしての利用頻度が低く、敢えて入れ替えるほどのメリットも感じられないわけで...。

 先週土曜に購入した品です。MARSHAL発売のIntel G31 Expressチップセット採用Socket478対応MicroATX規格マザーボード、MAMR-G31-478です。新品処分品で、価格は4,980円でした。

 前回掲載した「K-ON! 7inch Vinyl "Donuts" BOX」を買いに秋葉原に出向いたついでに立ち寄った、ishimaru本店で処分されていた品です。

 以前から一度は使ってみたいと思っていて、それほど高い品でも無いのでそのうち買おうと思っているうちに店頭から姿を消してしまい、慌てて中古などで探し始めていたところでしたから、タイミングとしては丁度良いところでした。

 せっかく持っているPentium4 Extreme Edition 3.4GHz(Gallatin)の限界性能を引き出してみたいというのが、最大の購入目的です。本来の対応プラットフォームではDDR-400のデュアルチャンネルアクセスがメモリ帯域の限界だったわけですが、G31であればDDR2-800のデュアルチャンネルまでは対応できるわけで、そこまで帯域が広がれば意外と侮れない性能を発揮する可能性もあるのではないかという期待です。

 また、通常であればAGPのビデオカードしか使えないSocket478のCPUに、PCI Expressのビデオカードを組み合わせるという楽しみもあります。元々AGP版のGeForce 7950 GTと組み合わせて使っていたわけですが、AGPとしては最強レベルのGeForceであってもPCI Express世代の製品から見れば取るに足らないレベルでしかないわけです。

 ただ、当然ながら常用環境として考えているわけでは無く、数回使って終わりという勿体ない使い方になるのは避けられそうにありません...。

 以前取り上げて買うかどうか悩んでいた品ですが、買い逃したら後悔しそうな気もしたので買ってきました。シングル(7" 45rpm EP)7枚セットで10,000円です。

 正直言えばキャラクターソングはあっても聴かないような気もしたので、非常に割高な買い物なのです。ただ、どの曲もCDで持っているわけではありませんので、少し高いCDを買ったと思って割り切りました。

 早速「Don't Say "Lazy"」をいつも通りのシステムでWAV形式にして取り込んでみました。思った以上に音質面ではきちんと仕上げられていますね。90年代以降、たまにJ-POPのシングル(サザンオールスターズやスピッツなど)が発売されたものは買っていたのですが、CDと比べて明らかに音質で劣るものが多く、買う意味が感じられない代物ばかりだったのですが、少なくともこの曲に関してはCDと同等のマスタリング音質は確保されているように思います。むしろ、KP-9010の最内周再生時の若干も歪みの方が気になるくらいです。そのうちGT-2000で取り込み直したいところです。

 もう1曲「Cagayake! Girls」も取り込んでみたのですが、こちらは元の音質が良くないのでしょうか。CDも直接聞いたことが無いので何ともいえないのですが、確かあまり良くなかったのではないかと思いますので、まあこの程度かなという程度にまとまっています。

 キャラクターソングの方はそもそも素材がカラービニルですし、音質を語っても仕方ないような気もしますが、シングル曲のレコードは思った以上にまともなクオリティでした。このセットを何人がきちんと再生する目的で買うのかは判りませんが、制作側がきちんとしたレコードを仕上げてきただけでも十分に評価できるのではないかと思います。

 ASRock H77M-ITXを急遽わざわざ買ってきた理由は、DLNA配信用サーバーの更新のためでした。今までのPentium Dual-Core E5200では力不足が目立ってきたため、やむを得ずCore 2 Duo E8400にCPUを入れ替えたのですが、冷房がなく風通しも悪い環境で使うには無理がありすぎたようです。CPU温度の瞬間最大が100度近くに達してしまい、連続稼働が危険な状態にまでなってしまっていたのです。

 そこで既存のデータは極力そのまま流用しつつ、全く新しい環境を構築するという方針で作業を実施しました。新環境はこんな感じです。

・CPU Intel Core i5-3570K
・M/B ASRock H77M-ITX
・RAM DDR3-1600 4GBx2(CFD Elixir)
・SSD Intel SSD 520 120GB
・HDD Seagate ST31000528AS+WesternDigital WD30EZRX
・Case SilverStone SST-SG05B
・TVTuner Earthsoft PT3

 HDD2台は旧環境からそのまま移設したのですが、トラブル発生時に旧環境を再構築できるよう、OSはSSDに新たにインストールして、環境構築時に既存の起動用HDDを接続することで、新環境から見ればただのデータドライブでありながら、旧起動環境もそのまま保持という状態にしています。

 PT3は新規導入ですが、旧環境でPT2を使っていましたので、その環境をそのままコピーしてBonDriverだけをPT3用に置き換えたという程度です。チャンネルスキャンに時間がかかった以外は瞬時に移行完了となりました。

 環境が変わったことではっきりと向上したのが、DLNA配信時のレスポンスです。CPU負荷が高いソースを配信してもコマ落ちなど全く発生しませんし。まあ、本来であればクライアントPC用として十分高性能なCore i5-3570Kをわざわざ使っているわけですから、それくらいのメリットがなければ困るわけですが。

 発熱の方も負荷がかかっても60度程度で収まっているようで、旧環境の危険水域からは脱したとみて良いようです。ただ、最終的にはCore i7-3770T辺りにしたやりたいところではありますね。

 昨日の買い物です。ASRock製Intel H77 Expressチップセット搭載Mini-ITX規格LGA1155対応マザーボード、H77M-ITXを入手してきました。通常新品で、価格もごく普通に8,680円です。

 とある事情からCore i5-3570Kを入手したため、このCPUとearthsoft PT3を使って現在のDLNA配信兼録画サーバーを一新しようと思い入手してきました。本当は資金的に余裕があれば、ASUS P8Z77-I DELUXE辺りも考えていたのですが、こちらならほぼ半額で手に入りますからね。

 環境構築が上手くいかなかった場合に備え、既存の起動用HDDを単なるデータドライブとして後付けし、今回のシステム起動用のドライブにはIntel SSD 520 120GBを利用しました。SSD 520はベンチマークでは優秀なのですが、クライアントとして使っていると妙な応答の悪さが出ることがありますので、直接操作する機会があまりないサーバー用途であれば気にならないだろうと考えての起用です。

 今までのサーバーはCPUをCore 2 Duo E8400にして以来、トランスコード能力が向上してDLNAサーバーとしての使い勝手は大きく向上したのですが、発熱がひどく外気温が35度当たりになると動作温度が危険な水準に達してしまうようになっていました。

 Core i5-3570Kも定格で使うとそれに近い温度まで上昇してしまう危険性がありますが、電圧降下+ダウンクロックで動かせば発熱は大きく改善するだろうと考えて、電圧降下設定が可能なマザーボードということでこの製品を選んでいます。ASUSは先代のP8H67-Iシリーズでは設定できたらしいのですが、現行のP8H77-Iでは電圧は加圧設定しか出来ないようなのです。

 現在OSやVPNの環境はほぼ構築し終わり、録画環境などを整えているところですが、今日中にうまく設定が終わるかどうか...。

 先月末の買い物となりますが、DENON製3ウェイ ブックシェルフ型スピーカー、SC-A77XG-Mを購入してきました。展示処分品で、添付品のスピーカーケーブルが欠品ということもあり、1本5,500円の2本セットということで、11,000円でした。

 ちなみにこの製品は2004年11月発売で、当時の価格は1本63,000円。決して安い製品ではありません。以前私が酷評した、ONKYO D-412EXとほぼ同クラスです。

 展示品とはいっても通電歴はなく、単純に箱から出して置いておいただけとのことで、使い始めはスピーカーよりも遙か後ろに音像が定位してしまうほど音が引っ込んでいました。しばらく鳴らしているうちに徐々に前に出てき始めた印象はありますので、これはエージングで解消するのかもしれません。

 音質については、まず小口径のウーハーで低域方向の量感を稼ごうとしているためか、応答性はあまり良くありません。KENWOOD L-01Aとの組み合わせでは何とか許容できる程度にはなりますが、もう少しアンプ側の駆動力が弱いと低音はただ出ているだけという状態になりかねません。

 高域方向は200KHzまで再生可能なツイーターが自慢ということで、なかなかよく出てきます。ただ、それよりはかなり低い(3~6KHz)辺りに一定のピークを作り、さも高音が出ていますという演出をするという音作りはいただけません。もう少し素直に出すべきでしょう。

 そして最も不満が残ったのは中域。端的に表現すると、何か他人事であるかのように演奏しているという印象を受けてしまうのです。スコーカーの質があまり追いついていないだけかもしれませんが、量だけは出ている低音と、派手な高音とに挟まれて存在感が希薄なのです。もっとも、これからのエージングによっては化けるかもしれませんので、あくまで現時点での印象ということにしておきますが。

 いずれにしても、1本6万円のスピーカーとしては物足りない出来ですが、2本1.1万円のセットと考えれば文句ない程度の音質です。買って損は無かったというべきでしょう。

このアーカイブについて

このページには、2012年8月に書かれたブログ記事が新しい順に公開されています。

前のアーカイブは2012年7月です。

次のアーカイブは2012年9月です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

Powered by Movable Type 4.27-ja