スポーツ関連: 2009年6月アーカイブ

 久々に千葉テレビの野球中継があった今日ですが、千葉ロッテ-広島 4回戦でプロ野球新記録が生まれました。

 昨日まで2桁残塁は当たり前という、あまりに下手くそな野球ばかりしていたロッテが、今日に限っては23安打23得点という効率の良い攻撃を見せました。しかし、記録はそこではなく、6回裏の攻撃で記録した、1イニング15得点というものです。

 これまでの1イニング最多得点は複数の球団が記録していた1イニング13得点でしたが、今日のロッテはその記録を2点上回り、見事新記録樹立です。しかも、回の途中からは次々に控え選手を代打に出し続けたのですが、「暗黒王子」塀内ですら2点タイムリーを放つなど、まさに怒濤の攻撃でした。

 ちなみに、意外なことにこの回にロッテが放った11安打は全てシングルヒットでした。試合全体を通じても、ロッテの長打は2回の早坂(3塁打)と3回の今江(満塁ホームラン)のわずか2本です。

 2005年のロッテはこれほどではなかったものの、長打は少なくても面白いように集中打が生まれたことで勝っていました。今年は安打数こそ少なくはないのですが、繋がりを欠いているから勝てていないということがよくわかります。

 私が最も嫌いなプロ野球チームの話ですが、さすがに少し不憫になってきます...。

 何のことかというと、今シーズン読売ジャイアンツが戦った延長戦の試合数と、そのうちの勝利数です。特に今日まで4試合連続で延長戦に突入し、1敗3分となっています。

 読売という経営母体や、各チームの主力ばかりかき集めてくる強欲さは気に入らないのは事実ですが、それでも最近は育成枠上がりの山口や松本、生え抜きの若手である坂本などが活躍を始め、単なる金満集団というだけのチームではなくなりつつある辺り、バレンタイン体制の末期症状に染まっているロッテから見れば羨ましくなります。

 ただ、昨日・今日と試合を見ていると、どういう訳かそれほど内容が良いと思えないロッテ投手陣をあの強力打線が全く打てていませんね。敵ながら何かあったのかと心配になってしまいます。

 あと、各マスコミの報道で小笠原の打席の時に、ロッテ守備陣が極端に右よりのシフトをとったことに驚きをもって触れていましたが、あれはパ・リーグの試合ならごく当たり前の光景なんですよね。長距離砲といわれる強打者の多くは常に強振してきますから、空いているゾーンに合わせて打球を飛ばすようなバッティングはしませんからね。

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